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【荒木時評番外編】第44回野間文芸新人賞候補作合評会〜『くるまの娘』は獲るのか獲らないのか〜

スピーカー 西村紗知×荒木優太×中沢忠之

候補作
石田夏穂「ケチる貴方」、『群像』3月号
宇佐見りん『くるまの娘』、河出書房新社、5月
温又柔「祝宴」、『新潮』5月号
永井みみ『ミシンと金魚』、集英社、2月
町屋良平『ほんのこども』、講談社、2021年11月

野間文芸新人賞
https://www.kodansha.co.jp/award/noma_n.html

▶西村紗知(にしむら・さち) 1990年鳥取県生まれ。批評対象は主に音楽。
東京学芸大学教育学部芸術スポーツ文化課程音楽専攻(ピアノ)卒業。東京藝術大学大学院美術研究課芸術学専攻(美学)修了。
論考に「椎名林檎における母性の問題」(『すばる』2021 年 2 月号/第 4 回すばるクリティーク賞)、「グレン・グールドに一番近い場所」(『すばる』2021年9月号)、「お笑いの批評的方法論あるいはニッポンの社長について」(『文學界』2022年1月号)、「7月のフモレスケ・ノート――「内なる声」に向かって」(『文學界』2022年9月号)など。webちくまにて「愛のある批評」を連載中。https://www.webchikuma.jp/category/ainoaru

▶荒木優太。在野研究者。1987年生まれ。著書に『これからのエリック・ホッファーのために』(東京書籍)、『貧しい出版者』(フィルムアート社)、『仮説的偶然文学論』(月曜社)など。昨年11月に『転んでもいい主義のあゆみ―日本のプラグマティズム入門』(フィルムアート社)を刊行。


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