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米国では革命が起きている ~「億万長者が牛耳る世界にうんざりしていないか」~
米国の大統領選挙では、民主主義とは全く関係ないところで、全く醜い覇権争いが繰り広げられていますね。だから、そうなるよって、民主主義なんて最初から存在しない、それはサンタクロースだよって私は書いてきました。
その現実は、絶望的でしょうか? いえいえ、世界を見渡せば、寝ている間に枕元にプレゼントが置いてあることを夢見るのではなく、自分たちの手で自分たちの欲しい物を手に入れる戦いを始めた人たちがいます。
残念ですが、今、私たちは彼らに大きく水を開けられています。
米国の「民主社会主義」
米国の若者の間で広がっている「民主社会主義」こそ、本当の民主主義運動だと私は思います。彼らは自分たちの未来を掴むために、立ち上がっています。
そのリーダーが歯に衣着せぬ発言が魅力のバーニー・サンダース上院議員です。既得権益層に対し批判的な政治姿勢から、彼はメディアから一貫して攻撃されてきましたが、その正しさをとうとうメディアも認めざるを得ないようです。
撤退直後の4月8日のニューヨーク・タイムズの論説には、「サンダースは正しかった(Bernie Sanders Was Right)」という文章が寄せられた 。過去形だが、この論説が言いたいことは、現在進行形だ。
「1970年代にアメリカの医療制度の全面的な見直しを提唱したとき、サンダースは最初から正しかった。パンデミックが何百万人もの市民に対し、死に至るまでのストレスを与えている今も、彼は正しいままだ」とし、さらにこう続けている。
「製薬会社が議会の助けを借りて致死性の疫病から利益を得ているのを見ても驚かない、唯一の政治家であることが、彼の今の姿だ」
「サンダースがアメリカの貧困層、病人、市民権を奪われた人々の悲惨な生活に執拗に焦点を当てたことは、おそらく現代の政治的な記憶の中で、最大の賛歌となっている」
「嘘をついたこともない」
と高く評価している。
そして、彼の言葉はどれも、人の心を掴みます。
「私がしたいのは政治的革命だ」
「権威主義が世界を席巻している」
「億万長者が牛耳る世界にうんざりしていないか」
しかし、そんな革命家の最大の弱点は、高齢であることです。79歳はさすがに革命を起こすには、じじい過ぎますね。しかし、心配はご無用です。彼にはしっかりと跡を継ぐ彼以上の人気者がいるからです。
選挙は人気投票のはずだが・・
それが、アレクサンドリア・オカシオ・コルテス下院議員です。
一目見ただけで、自分たちの知っている政治家とは全然違うとわかるでしょう?
私たちの知っている政治家は、どれもしかめっ面のしけたじじいやばばあ、なんでこんなのが選ばれたの?ってやつばっかりです。選挙は人気投票のはずなのに、おかしいですよね? たまにイケメンや美女もいますが、彼らは、人を安心させる、信用に足る表情を有していません。
どいつもこいつもリーダー失格です。
対して、オカシオ・コルテス氏は、ああ若者が自分たちのリーダーに選んだんだなと一目でわかります。これは果たして、どっちが「本物」なのでしょうか。
トランプとバイデン、あんなクソ爺いを米国民が選んだわけなくないですか?
私だったら、3人並んだら話なんて聞かなくても、彼女に入れちゃいますけどね。米国民は賢いからそうはならないだろうって? 私には、どうもそんな気はしないですけどね。
誰かのいいなりはもう止めにしないか
「私たちが経験している恐ろしいパンデミックと経済崩壊に明るい兆しがあるとすれば、今、アメリカの根底にある基本的な考えを見直し始めているということだ」
バーニー・サンダース
若者の皆さん、今こそ「本物の政治」に触れるチャンスですよ。大人が教えたのは、偽物だ。サンタクロースはいない。それは、あなたを閉じ込めておくために創り出された嘘です。
「億万長者が牛耳る世界にうんざりしていないか」
億万長者の言いなりは、もう止めませんか? それが第一歩です。革命が途上国だけで起こるものだと思ったら、大間違いですよ。