メモリーズオフ2nd「相摩希」シナリオ感想。
考察というほどのことは書けないので、感想ということで。
ようやくメモオフ2ndに着手できました。遠い昔にプレイしたため、適度に話を忘れていて、楽しくやれています。
主人公の伊波健は、高校三年になりサッカー部を引退して鬱々とはしているものの、「1」の智也よりは悩みは深くなく、恵まれているように思います。ほたるちゃんという彼女も最初から(!)いるし。
またほたるちゃんがけなげでかわいいんですが、彼女の話は最後まで取っておきます。
さて、希編のお話。
以下ネタバレ含みます。というか、この子のエンディングはどう書いてもネタバレになる気がします。
鬱展開はおいておくとして、激しく違和感を持ったのはトゥルーエンド。これは、これまでプレイしてきたプレイヤーの記憶さえも否定しているようで、夢オチと同じで禁じ手だと思います。
ほかのエンドも、今一歩踏み込めばもっと深みがあるものになったと思うのですが、真相が発覚してからの展開が早すぎる。健が深く思い悩む暇も与えてくれません。
悲劇性ばかりが強調されて、あまりにもかわいそうです。ほかのキャラとの差別化を図った結果なのでしょうけれど。
混乱したまま終わってしまったエンディングでした。次は鷹乃のシナリオに行こうかな。
彼女もいろいろと問題を抱えていた記憶があります。