再放送してほしいドラマ『リーガル・ハイ』話で盛り上がった休日。
昼間、数ヵ月ぶりの友人・Sちゃんとの電話の中で「ドラマの再放送、バンバン流してほしい!」という話で盛り上がってしまった。会話の中で、いちばん観たいドラマで登場したのが『リーガル・ハイ』のシリーズ1。
『リーガル・ハイ』は、堺雅人さん演じる偏屈で自己中心的な弁護士・古美門研介に舞い込んだ案件話を中心に、時代をうつすネタをぶっこんできてコミカルに物語が進むリーガルコメディーだ。そして、真面目で地味なスーツを着たガッキーがめちゃめちゃかわいいドラマでもある。だいたい一話の後半に物語の肝が回収されて、かなり痛快なドラマだった。脚本は古沢良太さん。古沢さん脚本では、映画『キサラギ』も個人的に好きだったなあ。
Sちゃんとふたり、「あれって、シリーズ1の記憶の方が絶対大きいよね」という話に。それはなぜか?
シリーズ1は、ライバル法律事務所・三木法律事務所の存在が大きかったから。三木先生とのやり取りが面白かったから。これに尽きる!
この意見で一致した。
三木法律事務所は、生瀬勝久さん演じる三木長一郎の事務所で、秘書の沢地を小池栄子さん、アシスタント弁護士・井手くんを矢野聖人さんが演じた。毎回登場する三木と沢地の掛け合いも、三木の地雷を踏んでしまう井手くんの「やっちまった感」も、さらにシリーズ1のクライマックスで明らかになる三木と古美門の過去の因縁も、とにかく三木法律事務所があってこその面白さが詰まっている。それがシリーズ1なのだ。
シリーズ2も面白かったけれど、やっぱり記憶に残っているのはシリーズ1の方。再放送してくれないのかなあ? なんで再放送ないのかな?
しばらくして、ハッ!「草のもの」が……と気づいてしまったが、そろそろ再放送してくれてもいいのではないか? 『JIN-仁-』の再放送だって、兄上は登場しているではないか。
そんなドラマ再放送待望論から、この状況でどんな生活になったか、給付金の話、晩ごはんの話など、ワチャワチャと話して盛り上がり、クタクタになるまでしゃべった。
そもそもSちゃんとは、お気に入りの飲み屋で夕方5時半ごろから飲んで、学生の頃から行っている喫茶店でコーヒーかパフェ、そしてバスで家路に着くという健康的飲み会=愚痴会合をやっていたのだが、彼女が今年異動で県外勤務となり、その会合ができなくなってしまった。おまけにこの状況下のため彼女が帰省できず、「連休中のどこかでやろう、音声のみのオンラインお茶会を!」ということになったのだ。
つまりの“長電話”である。
(これ、オンラインと言わないのか……)
昨夜「明日昼2時頃電話するから。お茶と菓子でも用意して待ってて!」と連絡。前日から準備万端だ。noteを書いている人たちから(←私の勝手なイメージだが)シバかれそうなぐらいアナログなのだけれど、それが案外楽しかった。ひと呼吸おかなくても、お構いなしに同時に喋って「ワハハ」と笑える音声のみのお茶会(つまり、長電話)。たまにはいいぞ。2時間40分、二人でしゃべり倒してスッキリした。
元気を充電したので、明日こそ、がんばってクローゼットの掃除をしよう。
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