准看護学校の入試対策について
今日は准看護学校の入試対策について、自分の経験をふまえて書いてみたいと思います。
准看護学校には社会人経験者がけっこうな割合でいます。僕の卒業した学校は、3割が高校卒業からストレート入学、3割が20代でフリーターをしていた人や、介護施設でバイトしてて職場に勧められて来た人、3割が30代〜40代で、様々な理由により資格取得のために入学してきた人。
ざっと分けるとこんな感じです。
学校によりけりなのですが、入学試験で「社会人入試」と「一般入試」に分かれているところがあります。僕の卒業した学校もそうでした。
で、僕は30代になっていたので「社会人入試」を選択しました。
入学試験は国語、数学、英語の3科目。あと面接ですね。
学科試験は意外とやりにくかったです。というのも、一般は高校入試程度、と明確な基準があるので高校入試の対策をすればよいのだけど、社会人枠は漢字のかきとりや、数学は単位(例・1mは●cm、●mm)とかを書かせたり、一般常識としか言えない、対策が難しい問題があります。
テスト対策に時間を割けるひとは、一般入試を考えてもいいんじゃないのかな、とも思います。
※入学願書をもらいにいくときに、過去問の販売もしていると思うので、ちょっと高いですが買ったほうがいいです。ざっと見ておくと対策も分かるし、試験にも落ち着いて臨めると思います。
さて、面接試験について。ここはとにかく愚直にいきましょう。
ネットにある「面接試験のマナー」をよく見て「その通り」にしてください。個性とかいらないです。印象に残るようにしようとかもってのほかです。看護学校はとても保守的なので、ルールを守れる人間を好みます。(ちなみに看護師としての採用試験も同様です。看護部の人たちは「人柄」なんて見ません。「安全/従順かどうか」だけで決まります)
話がずれました。面接で絶対聞かれるのが「なぜ、看護師になりたいと思うのか」です。ここは自分なりの答えを用意しなくてはいけないと思うのですが、あえて鉄板の回答例を挙げたいと思います。
それは「家族が病気/事故で医療の助けが必要になったとき、自分は何もできなかった。病院で人の命を預かって働く看護師さんの姿を見て、自分も大切な人を守るために知識と技術を身につけたい、そしてそれを使って社会の役に立ちたいと思った」です。自分の子供でも親でもおばあちゃんでもなんでもかまいません。該当する人がいない人は、自分が病院に行ったとき、でもいいと思います。無難です。失点しません。
あとは「タバコを吸いますか?」と聞く学校もあるので「吸いません!」と答えましょう。入学してからも、学校の外で思い切り吸いまくればいいだけです笑。ちょっと長くなったので今日はこのへんで。
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