うけたまわりお仕事 2012
2012年5月に、シノフィスさまより、おもいかけずお声かけいただいたお仕事だった。
6月いっぱいかけて全部で41個(!)の袋を仕上た。文袋にしては、たいしたがんばりだった。
それらは下北沢の本多劇場ロビーにて販売される運びとなった。~立川志の輔らくごin下北沢2012~リバイバル大河への道「伊能忠敬物語」の会場だ。
かわいい幟は、長唄三味線ユニット、スク☆ハジの松永鉄六さんがデザインしてくださった。お手間を掛けていただいた。ありがたい!
「志の輔らくご」のロゴの入ったブルーとオレンジの早蕨もようとピンクの梅もようのてぬぐいをこちらに送っていただき、同じ物が多くならないようにあれこれ思案して文袋仕様の仕立てた。
この他、てぬぐいを裏布につかったものやリバーシブル仕様のものもある。
10公演ある日程で、1公演限定4個販売、だとか。さて、どうなるものか、売れなかったら申し訳ないと案じていた。
千秋楽に家人ともどもおまねきいただき、志の輔らくご「大河への道」堪能させていただいた。
登場人物を演じ分けるときの、そのリアリティーに愛情を感じてしまう。きっといるよね、そんなひとって。
愛すべき人間の隙ある横顔を象るセリフ、強弱きっばり、たたみこむ言葉のリズム、たわめた重い言葉の行方を追う静寂。
ひざかっくんをくらったように笑って、おいおい、それはないよ~と笑って、そうなんだよね~と苦笑して、つまりはおもしろくって
そして最後の江戸城での場面でそこに座る見えない伊能忠敬に泣かされた。
さても10公演中、ロビーで販売いただいた文袋、本日販売分の残り4個も完売したとのこと。つまり、すべてお買い上げいただいた、ということで、よかった!と安堵したり、わおっと感激したり。
客席の前の方にオレンジの文袋を手に眺めておられる方がいて、あのかたがお求めくださったんだあ、とうれしくなって、これは現実のことなのだな、とあらためて感激していた。
お買い求めくださった全ての方に感謝し、
御礼申し上げる。ありがとうございました。
終演後、あつかましいかな、と思いつつも鉄六さんにデザインしていただいた素敵な幟をふたつともいただいてきた。家宝となる。
振り返ってみれば人生で初めての生志の輔さんは2005年の1月だった。そのときには、こんなご縁があろうとは夢にもおもわぬことで、巡って来た素敵なご縁とみなさまがたのご厚情に深く深く感謝するばかり。ありがとうございました。
読んでくださってありがとうございます😊 また読んでいただければ、幸いです❣️