はじめての
文袋初期の時代、東京の北区滝野川のアートコさんで個展をさせていただいたおり、お求めいただいたおばさまがぽそっと言われた言葉。
「あんたの袋にチャックなんか付けたら、あたしゃ買わないよ」
チャック‼️
袋は袋だからファスナーなんぞ付けんでいい、ということらしい。文袋はそのままでいい、てことかな、といいように解釈してきたのだが、進歩のないことだな、とも思っていた。
3月のイベント「猫科の動物たち展」でお世話になるランクスアイさんから、小さいもの、ポーチなど、というリクエストがあり、
ポーチねえ、と思案して、youtubeでいろいろ探して、まあ、これはファスナーがいるだろうと思ったりして、ちょっと作ってみた。
これはランクスアイさんからお預かりしていた佐護ツシマヤマネコ米のバンダナで作らせていただいた。一枚で二つできた。
アップリケしたお尻も可愛い。マスクが入る大きさだ。
文袋にファスナーが付いた。前代未聞?はじめてのファスナー。
やってできないことはないな、と思えたりしたが、上出来?と聞かれたら、うーん、まあまあ、と答えるしかないな。数を作っていったら上手くなるかな。不器用だからね。
おばさん、なんていうかな、なんて思ったり。
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