不器用人間が推しぬいを作る 準備編
推しのぬいが欲しい。偶像崇拝がしたい。
という訳で、推しぬいを作ることにした。
今回作る推しはこちら。
「欲望魔獣やぎゅばす」です。
こちらはSKIMAにて「つちのこきづち」様に生み出していただいた謎生物(とその擬人化)です。
ちなみに謎生物は1000円という破格の値段で描いていただけるので、興味のある方は是非描いてもらってください。楽しいぞ。
やぎゅばすのぬいを作るにあたり、最難関だったのが「顔の刺繍」です。
刺繍なんてやったことないヨ……(しなしな)と二の足を踏んでいたところ、見つけたのがコネコトリコ様の「ぬいのお顔刺繍サービス」!読んで字のごとく、ぬいを手づくりする方向けにお顔の刺繍を代行してくださるサービスです。
ちょうど私が「やぎゅぬい(やぎゅばすのぬいの略)欲しいよお……」と嘆いていた頃に「ぬいのお顔刺繍サービス」の抽選があり、申し込んだところ見事当選しました!
抽選は毎月2回あり、抽選後には先着販売もあります。
また、「ぬいのお顔刺繍サービス」にはセミオーダーとフルオーダーがあります。
セミオーダーはあらかじめ用意されているお顔のテンプレートからデザインを選んだ後、色(刺繍糸)を決めてカスタマイズする感じ。
フルオーダーはイラスト等を用意してそれをそのまま刺繍してもらう感じです。
私はセミオーダー・フルオーダー両方の抽選に申し込み、フルオーダーの方に当選しました。
ただ一つここで問題が……私はイラストが描けない人間なのです。そのため、フルオーダー用のデザイン画を用意することができません。恐らく同じような理由でフルオーダーを受けられないと思っている方も多いのではないかと思います。
(↑のイラストは片目が隠れているので、提出するイラストとしては不十分でした)
けれどもご安心ください!フルオーダーの場合でも、セミオーダーで使用するお顔のテンプレートからデザインを指定したり、指定したデザインの一部のみ変更したりということが可能なので、私のようにイラストが描けない人間でもフルオーダーを利用できました!また、コネコトリコ様のきめ細かなヒアリングのお陰でもあります……足向けて寝れない。
なお、今回私はセミオーダーの「R-03」のお顔をベースに、「てづくり推しぬいBOOK」の「小」サイズで刺繍をオーダーしました。でもかなり魔改造したので、目の輪郭とかほっぺくらいしか名残りがないかも。
やり取りをして数週間、できたお顔がこちら。
か、か、かわいい~~~~!!!
褐色!ピンク!天才のお顔をしている!!!👏👏👏
ちなみに、目の中のハートは蓄光糸で刺繍されているので暗闇で光ります。
生地はソフトボアのテラコッタベージュ。
こうして最難関の「顔の刺繍」をクリアした私は意気揚々と裁縫に着手しました。
以前ぬいの服を作ったことがあったので基本的な裁縫道具は揃っていました。
今回推しぬいを作成するにあたり買い足した道具は以下。リンクが貼れるものは貼ってあります。
ハサミ:クロバー製の小さくてよく切れるやつ。以前も買ったはずだけど紛失した。
フリクションファインライナー:型紙を生地にうつす際に使用。どの色がいいかわからなかったので6色セットを購入。
布:髪用の布(同じ色のソフトボアとナイレックス)を購入。体の布は顔の刺繍をしていただいた際についてきたもの。
手縫い糸:シャッペスパン。髪を縫う用のピンクと体を縫う用の茶色を購入。生地よりちょっと薄めの色を買うのがいいらしい。
針:クロバー製のピーシング針「ブラック」。はちゃめちゃに布通りがいい。
クリップ:まち針の代わりに布を止めるやつ。100均で購入。
まち針:↑のクリップだと止めにくいものを止める際に使用。
アイロン:クロバー製のパッチワーク用アイロンを購入。小さいので小物作りには取り回しがいい。
薄口アイロン接着シート:ぬいぐるみの生地屋さんで購入。他で販売されているものより布を貼り合わせた後に柔らかめになるらしい。
クッキングシート:アイロン接着シートを使用する際に一緒に使用。
ぬいスケルトン:Sサイズ。手足を動かせたら可愛いと思って。
つぶ綿:これがいいと聞いて。
目打ち:いるかわからないけど100均で購入。
コロコロオープナー:いるかわからないけど購入。
型紙は「てづくり推しぬいBOOK」のものを使用。作り方も何もかもすべてこの本の通りにしました。
使用する際はコンビニのコピー機を利用して印刷しました。縮小コピーも簡単にできます。
ひとまず準備はこのくらいです。
次に更新する記事は作成〜完成編になっていると思います。