この遠い道程のため
(写真はコロナパニックより遥か前のいつかの稽古風景です*マンドンさん、頭だけしか写ってなくてごめんなさい🙇♂️)
はろ〜〜!
【BumpyBox】の「癒し系に見えてやらかす系」Junです〜!
「やっちゃったよ…」ってことをよくやらかすから「やらかす系」なのですが😂
やらかすことで「やらかしてもいいんだ!」という妙な勇気を与え、結果癒し系になってるかもしれません🍀🕊(なんのこっちゃ😂)
さて、このところのブログでは毎日メンバーが演劇に対する熱い思いを語っています*
私も、先日うじゃさんが語ってくれた『ヴェテランが語る"演劇"とは?』を読んで気付きがあったので、ちょっとその話を*
「何度か稽古してる内に、余分な意識とかが抜けて、このセリフこう言ったらいいんじゃない?みたいなのが心から出てくる、あるいは舞い降りてくる」そう うじゃさんは語っているのですが、この話の言わんとすることとても分かるなぁと思いました*
と言っても私はお芝居や稽古してる時にその境地に至ったことはまだなかなかなくて😂違う場面でなのですが。
私はお芝居をする傍ら、カウンセラー的なこともしています。
タロットカードや星占いを使うので、占い師と思われやすいけど、占いというよりカウンセリングやセラピーが近いと思います。(占いしている過程でカウンセリングもよく使うから、占い師とカウンセラーは全く違うものではないと思いますが。)
このセッションをしている時、私は相手にこんなこと言ってあげたい、こう伝えなきゃ、私がこの人を癒さなきゃ、導かなきゃ、と思ってやってる訳じゃないんです。
全くそうならないか、と言われると難しいけど、そうなっちゃう時は互いに満足できていないかも😂🙇♂️
むしろ伝えたいことは、ただ相手の話を聞いている中で、ふと心に浮かび上がってきたことを伝えた方がずっと相手の心に届く言葉として伝わりやすい。
そういう時って余分な自分の「意志」や「我」が抜けてるから、素直にストンと相手の心に届くんだと思います。
私はカードという目に見えるツールを使って伝えるので、そういうのを使うとより客観的に観られるから伝えやすかったりします。
お芝居も、こんな演技してやろうっていう自分の「意志」や「我」が入っちゃう時はするっと相手に伝わらない。
それはまだ短い演劇経験の中でもよーく分かります😂
じゃあどうしたら良いのかって言ったら、「相手の台詞をちゃんと聴く」ことなんですって。
自分がこんな演技するぞ!したい!っていうのにとらわれてる時は他の人の台詞を「ちゃんと」聴けてなかったりしがち。
けれど何も余分なことを考えず、色をつけず、ただ「素直に聴く」を繰り返していると、相手の台詞に対して心で返したい表現が、自然に出てくるそう😳
きゃー❗️カウンセリングと同じやん‼️
そう、カウンセリングの基本は、何も難しいことはなくて「コミュニケーション」。
そしてお芝居もそうなのですよね、きっと。
私たちが普段からしているコミュニケーションを、設定や舞台や役を創りドラマにしているだけ。
でもその「コミュニケーション」「聴く」ということを本当にちゃんとする、ということがいかに難しいか。
私たちは「こうなりたい」という意志も欲もあるし、「分かってほしい」と思うのも自然に出てくる気持ち。
「もっと良くしよう」と思うと自然に考え過ぎになったりもする。
かしこくなろうとしない。
まさに「考えるな、感じろ!」ですね😂
演劇もセラピーやカウンセリングも、感性や感受性、受け取り伝える力を使うことで、実は共通点もたくさんあると思います。
芝居はセラピーじゃないけど、セラピーにもなる。逆も然り。
私が両方のことに携わろうとするのは、意味があったんだなぁと改めて感じました✨✨
良い役者、セラピストになろうとするのは自然に目指すことだろうけど、その道程で「我」を手放していくことで、色んな、けれど自分だから出せる「色」が出せるようになっていく…のかもしれない😂
楽しもう
この遠い道程のため
この遠い道程のため
Jun