高齢者向けYouTubeのリアルに驚いた話
最近、YouTubeで高齢者向けのコンテンツを見て、あまりにも衝撃的なコメントの数々に驚かされました。特に20代や30代で「社会保障」や「年金改革」に対して関心がある人には、ぜひ一度覗いてみてほしいと感じています。
リンクはこちらです:YouTube動画
ネットは自分が「見たいもの」だけ見える世界
ネットでの情報収集は、どうしても「自分の見たい意見」や「関心のある情報」に偏りがちです。しかし、この高齢者層向けのYouTube動画を見て、「彼らが何を考えているのか?」が本当によく分かる。正直、思っていた以上に現実を突きつけられる内容でした。
高齢者の意見は二極化している
コメント欄を見ていると、高齢者にもそれぞれ異なる意見があることがよくわかります。例えば、「医療費の負担増加を支持する声」は多く見られますが、同時に「年金をもっと増やしてほしい」という切実な声も非常に目につきます。これは、高齢者層が「現状の年金だけでは生活が厳しい」という思いから来ていると感じます。
実際、現在の高齢者世代は、若い頃に「自分たちも年金で安定した老後を送れる」と期待していたのに、現実は彼らの想定をはるかに超えた長寿社会や経済状況の変化が大きな負担となりつつあるのです。以下のコメントは、そうした現実を端的に物語るもので、特に印象的でした。
印象的なコメント:
「今75以上の団塊の世代が現役の時は子育て世代は無視し高齢者に優遇ばかりしてたのに、団塊の世代が高齢者になったら今度は若い世代というか子育て世代に優遇ばかり。」(@takutiku6568)
「財政が厳しいから上げると言うなら協力するよ、但し、無駄遣いと不公平を無くす努力を最大限してからにして欲しいね。」(@tubeismybirthplace)
高齢者層が抱える「政治不信」と「歴史的背景」
高齢者層は、若い世代に比べて政治不信が深いように感じます。その背景には、過去に見てきた数々の汚職事件やスキャンダルがあるのでしょう。たとえば、リクルート事件やロッキード事件など、重大な政治腐敗の数々を目の当たりにしてきた世代です。さらに、公務員や官僚の「天下り」問題が多く取り沙汰された時代でもあり、それに対する批判も強く見受けられます。
この問題にどう向き合うべきか?
こうした現実を目の当たりにすると、若い世代として自問自答せざるを得ません。「自分にできることは何か?」と。もちろん、政治家でない限り、高齢者層に直接働きかけることは難しいです。しかし、もしこのような high engagement のコミュニティに参加できれば、相互理解を進めることができるのかもしれません。
一つ考えられるのは、若い世代としてできる限り声を合わせて発信していくこと。ネット上で情報発信をするのも手ですが、直接的に意見が届くことは難しいと感じます。高齢者が普段から目にする情報とどう向き合って、どうすれば互いの意見を交換し、同じ方向に向かって歩むことができるか、それを模索していかなければならないと感じました。
最後に:60代以上の方、話してみたいです
もしこの記事を読んでいる60代以上の方がいらっしゃったら、ぜひコメントをお寄せください。ぜひ直接話をして、考えや悩みを共有できればと思っています。