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シュラプネルレコードのスカウントマンだったMike Varneyプロデューサーによる新人発掘コーナーで19歳のロンを紹介

1989年8月発行のギタープレーヤーマガジンより

6歳の時にKISSに憧れ、1番最初に立てた目標は、もしも誰かがKISS版ビートルズマニアをするとしたら、ロンはジーン・シモンズみたいにプレイしたいだった。
でも、その頃のロンの手は小さ過ぎて、ベースを弾くには、向いてなかったから、ギターの方に、焦点を当てる事にした。
8歳になると、レッドツェッペリンのカバー曲を弾き始め、ブロックパーティーやCatskills(アッパーニューヨークにある保養地)のホテルでも、プレイしていた。
それから、たった5年後には、クラブでコピー曲を演奏し始めていた。
そして今度は、自分のオリジナル曲を、自宅の8トラックで作成する方に夢中になった。
現在ロンは、”レジェンド”と言うニューヨークベースのグループで歌ったり、ソロでの活動をしている。

最近、サム・アッシュによるギターソロコンテストに出場、即興のソロを演奏し、1位を獲得した。

サールのデモテープは、今まで届いた中で、最も素晴らしいテープだったんだ。それは、クラッシックブルース、ジャズの要素も混ざっていて、フランク・ザッパを思いおこさせるサウンドだった。
彼のトランスクリプトは、1番凄くて、細部まで拘っている物だった。だから、イケてるトランスクリプションが好きなファン達は、この秀逸な作品が、どんな風に記譜されているか、興味津々になるかもしれない。

巧妙なメロディに対立法的旋律、難解なリズム、それから超絶に複雑なアンサンブルセクションで、ロンの完璧な音楽的才能は、もっと称賛を浴びる事だろう。

現在彼は、上級ギター理論の本を執筆したり、生徒にレッスンをし、また実験的なギターを制作を行っている。

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