2020年11月!YouTubeアナリティクスで重要な指標TOP5
YouTubeアナリティクス、結局どこから見たらいいのかわからない・・・
というお声、毎日いただいています。
特に、企業さんが自社で運営するチャンネルが急増している状況で、
アナリティクスに躓いてしまっている・・・
せっかく予算かけてチャンネル運営を進めているのに全然伸びない・・・
と感じている方、少なくないのではないでしょうか?
本記事では、どの指標から見るべきなのかをランキング形式でまとめてみました。
アナリティクス分析の参考にしていただけると嬉しいです。
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はじめまして。ぶるとんと申します!🐷
雑誌社やアパレル企業、コスメ企業のYouTube公式チャンネルの運用を担当しており、合計15チャンネルほどです!
合計再生回数は5000万回を突破しました!😁
YouTubeや動画を活用したプロモーションについて、毎日つぶやいていますのでぜひフォローお願いします!
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では、早速TOP5を見ていきましょう。
※弊社独自の分析に基づくランキングになります。
第一位「視聴者あたりの平均視聴回数」
チャンネルのリピート率を測る指標です。
YouTubeは動画を投稿すると適切なユーザーにレコメンドされ、新規ユーザーにどんどんタッチできるという強みがあります。
では、YouTubeがレコメンドしたくなるチャンネルとは?
それは、Googleの売上に貢献してくれるチャンネルです。
(以前、別記事で詳しくお話しています。)
ユーザーの滞在時間が長いチャンネルが優遇されるようになっているため、ユーザーが何度も訪れるチャンネルはレコメンドされやすくなるようです。
逆に視聴者がリピートしない、瞬間風速的なチャンネルはレコメンド数(インプレッション数)が徐々に右肩下がりになっていきます。
ぜひYouTubeアナリティクスで下記グラフを見てみましょう!
「視聴者あたりの平均視聴回数」☓「インプレッション数」
互いに影響を与えあっているグラフ形状になっていないでしょうか?
弊社調べですが、「視聴者あたりの平均再生回数(過去28日間)」の数字が3を切ってしまうとリピート率に改善の余地があります。
(※個人YouTubeチャンネルの場合)
企業チャンネルの場合は、インストリーム広告による再生などもあるため一概に判断するのは難しいです。
その他要素の状況と組み合わせて判断する必要があるため、もし状況気になる方はTwitter宛てにDMいただけますと幸いです。
第二位「視聴維持率」
こちらは以前からよく言われている指標ですね。
視聴維持率を上げるための撮影・編集技法などは検索すれば大量にヒットします。
しかし、細かなテクニックよりも重要なのは
「いかに最後まで見続けたいと期待してしまう企画を立てるか」
です。
特に企業運営のYouTubeチャンネルでは、「タイトル・サムネ」と「動画の中身」の期待値調整が重要です。
第三位「総再生時間」
視聴維持率同様、以前から「最も重要だ!」と言う方も多い指標です。
視聴維持率での考え方同様、Google社としてレコメンドしたいチャンネルとは「より良質な広告枠を視聴者に提供してくれるチャンネル」です。
重要なポイントは下記3点です。
・良質なコンテンツであること(ブランドイメージを毀損しない)
・良質な広告主が多く存在するジャンルであること(ジャンルごとの市場規模)
・視聴者をプラットフォームに引き止め続けてくれること
視聴者を長い時間滞在させ続けてくれているのかどうか、を測るのが総再生時間になります。
総再生時間を伸ばすには、視聴維持率を伸ばす方法と動画の投稿本数を増加させる、という2つの代表的な手法があります。
第四位「クリック率」
インプレッションのクリック率も重要です。
サムネイルとタイトルの質によってクリック率が大きく変動します。
クリック率は一般的に5%以上が良いなどと言われることがありますが、チャンネルの属するジャンルや競合の強さなどによって「良い基準」は全く異なります。
相場からどれくらい離れているのだろうか・・を気にするのではなく、
前回出した動画よりもクリック率が下がった・・・・なぜなのか?
前回出した動画よりもクリック率が上がった・・!なぜなのか?
を分析し、行った施策を再現性の高いノウハウとして蓄積しておくことが重要です。
第五位「インプレッション数」
最後はインプレッション数です。
インプレッション数は上位4つの数字を高めることを意識した施策を打ち続ければ、自然と上がる指標です。
インプレッション数から読み解けることとしては、
自分のチャンネルがYouTubeのアルゴリズム的に評価されているのか
です。
YouTubeの再生回数は、どれだけレコメンドされたかで決まると言っても過言ではありません。
リアルタイムでレコメンド量を把握できるのは、インプレッション数になります。(インプレッションに至るトラフィックソースも重要です)
自社チャンネルが伸び悩んだ際には、伸び悩みの要因と予測される数値をインプレッション数と比較してみましょう。
本当にそれが要因なのか、答えが出るはずです。
おわりに
今回は、各項目ざっくりな説明にはなってしまいましたがYouTubeは非常に奥が深いプラットフォームです。
どの項目も細かいリサーチ・分析が必須です。
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この記事を書いた人
ぶるとん🐷動画企画室|YouTube総再生回数5000万回突破。
https://twitter.com/bulltonofficial
株式会社ブルズとは|
動画を軸にしたプロモーションの企画、撮影、編集を行うデジタルエージェンシーです。2020年5月に南青山3丁目(エイベックスさんのビルの裏)にお引越しを行い、YouTube撮影やスチール撮影ができるスタジオを開設致しました🐷
動画制作やYouTube広告運用、YouTubeプロモーション施策のプランニングに関するご相談は下記アドレス宛にお願いします!
info@bullz.jp
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