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こんな活用法が!?「n=1のYouTube運営」とは。【YouTube法人活用例】

突然ですが、このような動画を見たことがありますか?

これは8ヶ月前に投稿された動画で、なんと再生回数はたったの10回。

しかしこれは、ただ単に素人が適当に撮影した動画をとりあえずYouTubeに投稿している・・・わけではないのです。

今回の記事では、「n=1のYouTube運営」=「顧客ENGの高いYouTubeチャンネル運営」についてお話させていただきます。

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はじめまして。ぶるとん(https://twitter.com/bulltonofficial)と申します!🐷

雑誌社やアパレル企業、コスメ企業さんのYouTube公式チャンネルの運用を担当しており、合計10チャンネルほどです!
合計再生回数は4000万回を突破しました!😁

TwitterでYouTubeや動画を活用したプロモーションについて、毎日つぶやいていますのでぜひフォローお願いします!

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YouTubeの常識

YouTubeといえば、YouTuberが面白い企画をやる、アーティストが歌う、芸能人が日常を見せる、などの使い方が主流です。

↑やはり the first take は素晴らしいチャンネルですね🐷

特に法人のYouTube活用でいうと、テレビの延長線コンテンツとして芸能人をキャスティングしたり、自社商品を丁寧に解説したり・・などの動画が多くなっています。

テレビとは違う距離感

上記のようなコンテンツ例は、YouTubeでもよく見られ、そして今後も増え続けると予想しています。

しかし、YouTubeはテレビと違い誰でも気軽に動画を投稿できるという特性があります。

つまり、テレビのように数十万人数百万人を喜ばせるためにクオリティを最大限高める、というのはYouTubeでは蛇足になることもあるのです。


・限られたターゲットに対して
・求められている情報を
・確実に届ける

個人の時代が来ると言われているこれからの時代においては、クオリティよりも上記の要素が重要視されるようになると予想します。
そして、この要素を誰でも満たせるのがYouTubeなのです。

n=1 を表現できる場所|YouTube

本記事冒頭でお見せした動画は、Cstoys というおもちゃ屋さんが運営するYouTubeチャンネルです。
CstoysさんはECサイトとして国内外からの注文を受けているようです。

スクリーンショット 2020-08-25 17.39.58

このチャンネルに投稿されているほとんどの動画タイトルは、「INVOICE #00000 」となっています。

一見なにを表現したいのか全くわからないアカウントですよね😎

それぞれの動画をよく見てみると、タイトルと同じ数字列が動画内にも記載されています。

スクリーンショット 2020-08-25 17.44.28

実はこちら・・

顧客から注文のあった商品のパッキング風景を動画化しているのです。

ちなみに、「INVOICE #00000 」は各注文の請求番号を意味しているようです。

商品の注文が入ると一つずつパッキングしていくのですが、その様子を定点カメラで撮影し、動画のタイトルに請求番号を書いてしまうというなんとも大胆なYouTube活用方法です。

このチャンネルの運用方針においては、そもそもテレビのように多くの人に見てもらいたい、という意図はなく、商品を注文してくれたあなたに見てほしい。というシンプルな方針を貫いています。

つまり、n=数百万にならざるをえないテレビではなく、n=1を手軽に実現できるYouTubeならではの活用方法と言えます。

ENGの深さとロイヤルカスタマー

上記Cstoysの動画と他のYouTube動画の違いを一言で表現すると、「ENG(エンゲージメント)の深さ」です。

通常のYouTubeでは、再生回数が増えれば増えるほど「n=数万人 の中の1人」として視聴者は見てしまいます。ここからENGが深まった視聴者は、高評価ボタンをクリックしたり、コメントを書いてくれたり・・などのENGアップアクションを行います。

そのようなプロセスをたどり、ENGが深くなればなるほど、
チャンネルのファンとなり何度も動画を見て、そして最終的にはそのチャンネル(ブランド)が大好きなロイヤルカスタマーになります。

一方で、Cstoysの動画はそもそも「n=1 の1人」に向けた動画であり、ブランドの愛を顧客がダイレクトに受けるという点で一般的なYouTube動画と大きく違います。

通常のECサイトでの買い物において、顧客は注文した商品が本当に丁寧に扱われているのか心配になりますが、Cstoysの場合、自分が注文した商品がどのようにパッキングされているのか、どのような状態なのかを動画で見ることができます。

顧客のためにここまでやっているのだという発信だけでなく、競合他社と比較したときに信頼度の総量が大きく違ってくるのです。

このような体験から顧客はCstoysさんから離れられなくなり、結果的にロイヤルカスタマー化するのです。

もう一つのYouTubeアカウントとTwitter活用

Cstoysさんはもう一つYouTubeアカウントを持っており、こちらをメインチャンネルとして運用していますね。

YouTubeLIVEを活用し、世界中のおもちゃファンからの質問やリクエストに回答していくというコンテンツです。

このように中の人と顧客が直接コミュニケーションを取れることは、ENGがどんどん深くなる一番のポイントです。
(羨ましいほどに上手なYouTube活用・・・😎)

そしてTwitterでも世界中のファンからの質問に応えながら、パッキング状況や郵送状況などを顧客ひとりひとりに対して発信しています。

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おわりに

今回ご紹介した運用方法はあまり一般的な例ではありませんが、実際にこれからD2Cブランドを立ち上げる方や伝統産業の職人さんが手掛ける事業などとの相性はばっちりだと感じています。

どうしても撮影工数がかかってしまう動きではありますので、できるだけ商品単価の高い商材で実施できるとより良いのではないでしょうか。

これからも様々なYouTube活用例をご紹介していきます。

下記は資料にまとめてます!🐷

①コスメメディア☓家電ブランド
②ファッションメディア☓シューズブランド
③自動車メディア☓自動車メーカー
④観光メディア☓観光局
⑤テックガジェットメディア☓PCメーカー
⑥コスメメディア☓スキンケアブランド
⑦ゲームメディア☓ゲームタイトル
⑧IPメディア☓行政・協会
⑨地域密着メディア☓WEBサービス

YouTube運用に関する情報については資料にまとめておりますので、気になる方はぜひご覧いただけますと幸いです。
下記リンクから資料ダウンロードページに飛べます。

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この記事を書いた人
ぶるとん🐷動画企画室|YouTube総再生回数4000万回突破。

https://twitter.com/bulltonofficial

株式会社ブルズとは|

動画を軸にしたプロモーションの企画、撮影、編集を行うデジタルエージェンシーです。2020年5月に南青山3丁目(エイベックスさんのビルの裏)にお引越しを行い、YouTube撮影やスチール撮影ができるスタジオを開設致しました🐷

動画制作やYouTube広告運用、YouTubeプロモーション施策のプランニングに関するご相談は下記アドレス宛にお願いします!

info@bullz.jp



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