グラブの構造 vol.2
前回は硬式用と軟式用のグラブの違いについて書きましたが、今回はグラブの構造について軽く書いていきます。
①表革
ボールを取る面(捕球面)と背面に分かれています。
捕球面は1枚の革で作られていますが、背面に関してはバックスタイルなどにより使用されるパーツ数は異なります。
②指袋
捕球面と背面の革の間に指袋があります。
指を入れる部分で大きな手袋のようなイメージです。
指袋の作りはグラブのグレードによって異なることが多いです。
このあたりの違いに関してはまた別の記事で書く予定です。
③ウェブ
グラブの親指と人差し指の間にある網状のパーツ。
その名の通りですがよく網と言われる部分です。
最近は各社さまざまなデザインのウェブを出しています。
意外とウェブの形状によってグラブの使用感に違いが出る部分でもあります。
④レース
ウェブや芯材などのパーツを留めている紐状の革。
締め具合がグラブの使用感を大きく左右する重要なパーツ。
⑤ハミダシ
背面の指中央にある指の補強パーツ(メーカーにより位置や本数に違い有り)
最近話題のウィルソンのデュアルシリーズでは2本配置されており指先の強さが注目されています。
古いアシックスのグラブでは3本配置されていたことも…
⑥ヘリ革
グラブの表と裏を繋ぐパーツ。
グレードにより天然皮革と人工皮革が使い分けられています。
お手入れ忘れがちなところ。
大まかなグラブの構造に関してはこのような感じになっています。
各パーツの細かな説明はまた別の機会にお話しします。
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