新刊書店では買おうと思っていた本ではなく、予想外のものを買ってしまうよね
本日、妻の実家に帰省している中、映画館タイムを頂けたので観に行く。感謝。
作品は『ガーディアン・オブ・ギャラクシー.Vol3』。感想は別記事で書く。
映画館の前に書店を覗く。やはり、識らない書店の品揃えを観るのは良いものである。
実は、平野啓一郎の『三島由紀夫論』を買いたいので寄ったのだが、置いておらずガッカリ。まぁ、3,740円もするため、金欠の今は少しホッとしている。Amazonで買おうかな。どのような三島由紀夫論が展開されているのか、三島由紀夫の再来と謳われた男の評伝は目を通しておかねばならぬ。
600ページ超えの大著で、新潮社から出ているので、新潮文庫の三島装丁と同じで、まぁデザインが美しい。
他に欲しい本として、大泉黒石の評伝本もあった。大泉黒石は私も全然詳しくはない。消えた作家の一人だという。これも気になる。
そして、誰もいない文学コーナーを見ていると、以前フォローさせて頂いていた南田偵一さんの書籍が販売されていた!ので、この本を購入させて頂くことにした。『文壇バー風紋青春記 何歳からでも読める太宰治』である。
私は、文壇バーという存在を識らないが(下戸なのである。ほろよい1本で充分な酒弱である)、そういえば、馳星周も文壇バー的な、ミステリー作家が集うバーで働いていたという……。その話を書いたのだが、『ゴールデン街コーリング』である。
で、お会計のあと、新刊コーナーに川端康成に関しての対談本が出ていた。むむ……ここで更に2,000円以上投じるのは自殺行為……。新刊書店に行くと、どうも金銭感覚が狂うわい、とパラパラ立ち読みをしてさっと逃走。
南田さんの書籍は何歳からでも読める太宰治〜とあるが、実は私は太宰に関しては明るくない。実は、も何もないものだが、なので、詳しい方の書いた本で勉強させて頂くつもり。
南田さんは、記事で何度も何度も太宰治に言及されていて、その熱量は凄まじいものがある。
読んでいて、この人絶対詳しくはないだろうなーとう某noterの方とは正反対で、太宰愛が伝わってくるのである。
新刊書店は、やはり帰りは予想外のものを抱えて買えることが多いものだと感じる。