そうだ 京都モダン建築祭、行こう。
建築が好きである。モダン建築が特に。
なので、京都モダン建築祭、わが町、京都において、この建築のフェスティバル。これはもう、楽しみである。
京都には、たくさんのモダン建築がある。いや、まぁ、どこの街にもあるのだが、京都は多い。
私も、よく、御所の前を車で通る時、ああ、ええなぁ、聖アグネス教会、ええなぁ、ええなぁ、と思うことしきり、なのである。
京都モダン建築祭は、京都にある普段は非公開のモダン建築などがOPENになったり、まぁ、モダン建築にまつわる催しであり、パスポート公開が該当する建物は、当然、パスポートを買わなければ入ることは叶わない。
まぁ、当然か、なんだって金、で、あるし、金、も、大事ではあるが、やはり、そういうお金があって、建築たちの保存も立ち行くはずだからである。
なので、私はお金を惜しみなどしない!たぶん……。
とはいえ、膨大な建築物の数だ。公式ホームページのプログラムをダウンロードして読んでいるだけで目眩が起きそうだ。
普段住んでいると、京都って行くところねぇな……。地味な色合いで湿っぽいぜ!わざわざ外国から来ても、見るものなくね?と、いう、誠に許されざる者として京都の悪口を言ってしまう。本当には、京都のこと、何も識らないくせに!
その中に、モダン建築に泊まる、という項目があって、『丸福樓』が掲載されていた。丸福樓。旧任天堂本社。ここは以前、雑誌で読んで、憧れの場所の一つである。
Nintendoはもはや、インバウンド向けの最強のブランドであり、京都に本社があるから、京都+Nintendoで、向かう所敵無しである。
この宿泊施設も、おそらくは、外国人観光客に人気があるはず。
このようなホテルに泊まり、そして、何もせずに過ごしたい。
然し、そのような夢物語、私に叶うはずもない。けれども、モダン建築を観て、私の中のやんごとなき人を満足させなければなるまい。
私は、心の貴族であるから。
で、京都らしい、といえば、先斗町歌舞練場はやはり、京都らしいので、観たい場所の一つだ。うーん、マンダム。
都をどりや、鴨川をどりを観に行けば入れるのだが、私は行ったことがない。一般の方も利用可能のようだが、然し、こう、モダンとトラディショナルが入り混じっている、この感じ。
また、大雲院 祇園閣など、なんとみえない妖しい建築など、やはり、私のようなシロートには、勉強になり、自分の空想や創作活動の糧になりそうな景色ばかりである。
散歩、そう、作りたいものは、散歩から始まる。それは、何気ない場所、何気ない日常からももちろん産まれるが、初めから幻想をまとった場所を歩いたのならば、それはもう、幻想の二乗ではあるまいか。
まぁ、然し、やはり、建築物が多すぎる、範囲が広すぎる。こういうのを、自分の行きたい場所をピックアップして効率よく回る計画を立てるのも面白いよね〜。
そうだ、祭り、で、思い出したのが、東京国際映画祭。私は東の都には縁が無いが、然し、けれども、映画の祭りは気になる所。
お祭りはやはり乗らなければ損。踊るのは恥ずかしいが、然し、西村賢太も言っている、いや、藤澤清造か、なんのその どうで死ぬ身の ひと踊り 。