2023.6.7 技能実習生は残酷な制度 三橋貴明氏 なるせゆうせい氏
「外国人労働者は奴隷だよっ!」全ての国民に観て欲しい「縁の下のイミグレ」【三橋TV 第712回 なるせゆうせい】 2023.06.07
0:58~
「移民対策」に舵をきった「自民党」は、日本を終わらせにきている
三橋氏
「自民党」がですね、例のその「技能実習生」から「特定技能」になって、事実上、「その家族」も対応できて「永住できる」っていうような、そういう「移民政策」に、完全に舵を切って、「通した」んですよ。
高家氏
はい。
三橋氏
つまり、「自民党の連中」、お前らさ、「二度と保守を名乗るな」という話なんですけど、
それはともかくとしてね、「技能実習生」って「極めて残酷な制度」なんです、私は「労働奴隷」で 「労奴」って呼んでる。
「技能実習生」は、「労働者」ですらない「奴隷」
(技能実習生は)「職業選択の自由がない」って知ってた?
高家氏
えっ、選べないんですか?
三橋氏
選べません。「技能実習生」だから、「労働者じゃない」んですよ。
高家氏
ほぅ。
三橋氏
だから「労働者の権利はない」んです、会社、移れないんです。
高家氏
え、でもなんか「自国に技術持って帰るため」みたいな、
三橋氏
元々、「名目的には」そうなんです。
実際だって、例えば「単純労働やって、何の技能持ち帰るの?」っていう話なんです。
高家氏
確かに。
三橋氏
だから、要は「経営?」がですね、「低賃金労働者」として使われてるんですね。
しかも、そのその、我々の「日本国民の人手不足」が「ビジネス化」したの。
つまり「外国の、安い賃金でも働く人を、連れてくること」が「ビジネス」になっちゃって、
高家氏
あぁ。
三橋氏
で、しかも向こう側にも「ブローカー」がいて、こちら側にも「ブローカー」がいてですね、
で、「抜く」わけですよ。
まずは「借金」をさせる
しかも「日本語の教育」とかしなくちゃいけないから、その「費用」とか払えないよね、外国の方々は。
じゃあどうするでしょう?
高家氏
えっ、どうするんですか?
三橋氏
「借金」するんです。
「借金」抱えて日本に来て、で、「低賃金労働」をさせられて、しかも「職業選択の自由がない」から、
例えば「賃金払ってもらえない」とか言っても「移れない」んですよ。
「(そこを)辞めた」ら、「不法労働」「不法滞在者」です。
高家氏
あ〜、そしたら「借金返せない」し、
三橋氏
「借金返せないまま、自国に送り返される」っていうですね、とんでもない制度なんですよ。
「移民を受け入れるべきではない」、「奴隷になる人も受け入れるべきではない」
私は別にあれだよ、「移民受け入れやるべきだ」という意見、全然ないですよ。
でも「これはない、さすがに」、ということで「この問題を、正面から捉えた方」がいなかった。
我々、やってたけど、何でしょうね、その「映画とかで」やるべきだったんですよ。
いやぁ、さすがですね。
はい、というわけでご紹介いただきましょう。
高家氏
はい、本日のゲストは「なるせゆうせい監督」です。
なるせ氏
ご無沙汰してます。
三橋氏
ご無沙汰してます。
高家氏
よろしくお願いします。
なるせ氏
よろしくお願いします。
なるせゆうせい監督の「縁の下のイミグレ」
三橋氏
なるせ監督、「君たちはまだ長いトンネルの中」以来のご出演になりましたけども、
今回の「縁の下のイミグレ」、衝撃を受けましたね。
何が一番衝撃だったかというとですね、ほぼ撮影した場所が「1箇所」だけ。
ここまで「内容」詰め込むの、すごいと思って。
高家氏
確かに。
なるせ氏
ありがとうございます。「ワンシレーション」というね、ちょっとチャレンジしてみましたね。
三橋氏
でも「ラサール石井」さんとか、結構大物の俳優の方も出られてましたよね。
そうですね、色んな方、
ちょっと「ブラックコメディ」的な感じだったんで、僕の中では。それでちょっと「コメディ的な方々」をちょっと輩出してと思って、はい、はい、思ってます。
三橋氏
あの、高家さんもご覧になりました、まぁこちらですけどね。
高家氏
はい。
三橋氏
いや、ここまでね、「本質」を語っちゃった。
高家氏
そうですね、本当に。
なるせ氏
本当に、すいません。
日本に来た、海外の「技能実習生」をテーマにした作品
三橋氏
まず、映画のご紹介からしていただきましょうか。
なるせ氏
はい、そうですね。あ、僕がいいですか?
三橋氏
お願いします。
なるせ氏
ご存知だと思います、「技能実習生」っていうことをテーマにして作った映画でございます。
で、なんか「なんでこれを作ったか?」っていうと、その「政府」がほら「賃上げをしよう」みたいな形を言ってます。
で、一方で、その「外国人労働者」「安い労働力」がどんどん入ってきてる状態って、この「安い労働力」と、それからこの「賃上げをしよう」って、とかって言ってるのと「すごい矛盾してる」、すごいなんか「矛盾してるな」と思って、
三橋氏
完璧に「矛盾」してます。
なるせ氏
(笑)。それがまあ、僕の中ではもうなんていうのは「ブラックコメディ」というか「だなぁ」と思って、
それをこうまあ皮肉ったというか、ということをちょっとこう皆さんにお届けしたくて、
で、それでこの要は1人の「技能実習生」としてやってきた 「ハイン」っていう子がいるんですけども、そこがこう入ってきたんだけども、
結局そこで、巻き起こる「事件」というか、本人がその「悩んでいるもの」っていうものがちょっとこう明るみになって(って作品です。)
「安い労働力」として使われる「技能実習生」、「未払い」も多い
そこで行政書士の事務所に訪れるんですけども、その中でその相談「給料が未払いされてます」っていうところがところがスタートして、
でその中で実はその「未払い」だけじゃなくて、その後ろで、こうさっき三橋先生もおっしゃってた、
そのまあ後ろに「ブローカー」というか「仲介人」というかね、「管理団体」っていうのがいらっしゃるんですけど、
「管理団体」がいたり、あるいはその「政治家」が、そこにやってきたりで、
そのシュチュエーションの中で、その「いろんな思惑の人たちの、いろんなその立場で、この技能実習生をこう、取り上げた」という、そんなような話でございます。
三橋氏
はい、で、結構「1時間以上」の「映画」なんですけど、あっという間でしたね。
高家氏
あっという間でした。なんか「テンポ」も良くて、
三橋氏
そう、「テンポ」が良かった。
高家氏
あの、赤い「行政書士さん」ですか、どんどんこう「本質」突っ込んでくるから、
「これは、制度の元で」でなら何をしてもいい「グローバリズム」の世界
なるせ氏
あはは、そうですね。
本人もその、要は「外国人の入管」とかもやってるたりするんですけど、その中でも、その本人たちも悩みを抱えてて、
いわゆる「グローバル化」というか、入管、要は「外国人をどんどん取り入れて」やるんだけど、
それはもう「制度のもとでやってるだけ」で、実際に対してはやっぱり「反対してる」というかね、
というような、そんなキャラクターで作りました。
三橋氏
あのね、この映画見て、すごく印象を受けたのが「悪い人」一人もいないんですよね。
高家氏
そうですね。
三橋氏
一人もいないんです。その「行政書士さん」も、「管理団体の方」も、これラサール石井さんが演じてましたけど、
もちろんその「技能実習生の方」も、その「お友達の方」も、あれ「政治家の方」ですら、あの「悪意がある人」は一人もいないんだけども、「とんでもない状況になっている」と、
なんか一種の「ギリシャ悲劇っぽいなー」っていう印象を受けました。
なるせ氏
あはは、そうですね。
なんか取材をしてる上で、なんかそういろんな方の、いろんな立場の話を聞いたんですけど、
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