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BUN-1グランプリ2024作戦会議その5

『塞王の楯』今村翔吾 集英社

今回も超強力な作品です。

内田さん
今村翔吾さんはデビューした時からすでに凄かったですよね。
いまやもう大谷翔平か今村翔吾か、というくらい勢いがあります。そしてその凄まじい行動力。まさに「動くPOP」。すごいキャラクターの方ですね。
私が書店員時代もとてもお世話になりました。そしてそのパワーを作品からもらえます。

知ってましたか?今村さんは「天下取りの相」とも言われる強運を表す「マスカケ線」の持ち主なんですよ。これはとっても珍しい手相。掴んだ運は絶対に放さない大金星の相とも言われる大変縁起の良いものです。実は『成瀬あかり』もイラストを見るとますかけの相です。こちらもまさに今年本屋大賞をはじめ数々の賞を受賞、天下をとりましたね。

今村作品の特徴は時代小説、歴史小説ですが、特にエンタメ性が抜群に強いですね。その中でも特に『塞王の楯』は特にわかりやすくて、ぐいぐい読ませます。ご本人も大津在住。ご当地のものですね。私もこの作品を読んだあと大津城跡に行きました。

今村さんの作品ではまずこれを読め、と言いたいです。頂点でありながら入り口にもなる、初めの1冊にふさわしい作品です。

集英社御子柴さん
そう思います。自分はいま26歳ですが、まさにその自分にとって入り口になりました。今村さん作品の入り口のみならず、歴史小説の入り口になると思います。
特に若い人にぜひ読んで欲しいです。鬼滅の刃を楽しんだ若い人がこれに出会えばワクワク読めるし、こんな分厚い作品なのに最後まで走り抜けられる喜びを感じていただけると確信します。


BUN-1事務局
とてもわかりやすい設定がいいですね。この本をきっかけに歴史小説、時代小説の沼に入り込めそうです。




  1. 公式サイトでの作品紹介

「特別企画・体験漫画:漫画家・春夏アキトが『塞王の楯』を読んでみた!!!」を是非ご一読ください。
https://lp.shueisha.co.jp/tatexhoko/


『逃げ上手の若君』松井優征先生との対談記事

http://seidoku.shueisha.co.jp/2407/read01.html

こちらは、ジャンプ・漫画好きと小説好きどちらの方にも楽しんでいただける、貴重な対談です。

内田さんのPOPです。



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