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BUN-1グランプリ2024ノミネート 作品紹介⑧

『水を縫う』寺地はるな 集英社

子どもから大人まですべての人に贈る、清々しい家族小説

【書店員から、ここがおすすめ】
それぞれの章の語り手を担う登場人物たちは、皆違った悩みを抱えています。
寺地さんの温かく真っ直ぐな文章からは、彼らがひたむきに生きる様子がありありと伝わってきて、
現実を生きる人たちにも優しくなれるような気がします。

【出版社からひとこと】
「男なのに」「女らしく」「母親/父親だから」。そんな言葉に立ち止まったことのある人に特におすすめしたい作品です。爽快な物語に引き込まれ、じんわり温かい気持ちが心に残る素敵な1冊。そして舞台は大阪・寝屋川市です!
(集英社書籍販売部 吉田柚衣)


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