フック救助キャッチが無くなるとかいう過去最低最悪の調整について
7/5にDbD公式が発表した大型のアップデート内容。
貞子の強化や弱パークのアッパー調整など、また少し環境に動きがありそうで面白い内容が並んでいる一方、それらすべてを無に帰すレベルのクソ以下仕様変更が発表されていた。
「フック救助時のキャッチ削除」
今までいかなるクソ調整、クソパークの実装が来ようとも愚痴る程度で我慢してきた。
安心感、サバイバーの行動可視化、発電機修理状況の共有、そして最近では状況適応能力とかいう思考停止でチェイスを伸ばせるパークまで来ている始末だったが、まぁそんな環境でもキラーをやってみればそれなりに勝てている。
ただ、こればっかりは声を大にして抗議したい。
ハッキリ言って過去最悪の仕様変更だと思っている。
公式はフック救助のキャッチの読み合いを「つまらない駆け引き」であると断言しているが、ではフック救助のキャッチが無くなったら本当に楽しい駆け引きが生まれるのだろうか。
今までの仕様でキャンプされたサバイバーを「確実に」救助しようと思ったら、少なくとも2人で吊られているフックに近づき、キャッチに気を付けながらフェイントを混ぜつつ救助を狙い、壁に入って殴られたサバイバーは即座に離れ、もう片方が抜くことで誰もダウンすることなく救助を通す…というのが普通の流れだと思う。
これに対してキラーはキャッチタイミングを見計らって捕まえることで、2ダウンで一気に試合の流れを変えるチャンスでもあった。
こういった救助をめぐるサバイバーとキラーの攻防、一歩間違えば形勢が変わる読み合いも、開発側からすれば「つまらない駆け引き」らしい。
ではこれが今後どうなるか。
救助したいだけなら、サバイバーが吊るされたら適当なタイミングで味方の1人がフックに向かって真っすぐ走って、キラーに殴られようとお構いなしに雑にフックから救助すればいい。
他の2人はその辺の発電機でも回しておけばいい。
キラーはそれを追いかけて殴り、救助者をダウンさせるだけ。
そのまま吊り交換にしてもいいし、救助された人をトンネルしてもいい。
いずれにしてもキラーが「一発逆転を狙った」キャンプは今後できなくなる。
例外として、カニバルやマイケルなどのワンパンキラーであればキャンプで複数のダウンを狙っていける可能性があるが、そんなのは誰にでもわかること。
事故らせるつもりが見え見えのキャンプに突っ込む奴は少ないだろう。
キラーにとってキャンプは事故らせて形勢をひっくり返すチャンスを作れる数少ない手段だった。
土俵際、形勢不利の状況を覆すための起死回生の一手としてのキャンプはもう出来ない。
公式がDbDは選択の連続を楽しむゲームと言っていた気がするが、プレイヤーの選択肢を削除して救助の読み合いを単調に変える調整は矛盾していないだろうか。
思考停止でサバイバーをフックから抜くだけの救助に選択も駆け引きもない。
DbDは調整が難しいゲームなのは重々わかっている。何年もかけてこの神ゲーを築き上げてきた運営が一番このゲームに理解があると思っている。
だが、こんな調整をすればキラーの数が目に見えて減ることは明確に分かっているはず。母数として多いサバイバー陣営のモチベーションを上げ、新規参入を増やしたい気持ちはわかるが、サバイバーだけ増えてキラー減れば、長時間マッチが成立しない氷河期時代の再来になる。
マジで考え直してくれ。