古流ってなんだ?

武術や武道にたずさわってる人がよく聞く言葉に「古流」という言い回しがあります。
400年ぐらい前の戦国期や江戸初期ぐらいに創られた流派などに多い言い回しです。
そして明治以降に創られた流派や「武道」は現代武道と言い回されます。

少し考えたら「違和感」に気がつきますよね。
400年前も「現代」でした。
400年前の人達は「古流」なんて言っていなかったと思います。
もっと古くに創られた武術はいくらでもあるのに。

今は「2023年」です。
「2423年」では私が「現代」に創った「誠桜流武術」は「古流」と呼ばれているかもしれせんが、「誠桜流武術」は「古流」じゃないです。
系統だけ見れば、円心流→虚心流→誠桜流で戦国時代から続いている様に見えますが、中身は別物なので言うなれば「現代流」です。

400年前に創られた流派も過去という「現代」に創られた「現代流」でした。
ボクシングもレスリングも「紀元前」から「存在」していますが、「古流」とは言いません。「現代」に創られている最中の「現代流」です。

「古流」ってなんでしょうね。
ただの「ブランド」あるいは「劣等感」でしょうね。

「技」とは「進化」です。
「型」とは「願い」です。

「時代」や「流派」はどうでもいいです。

「現代」に創りましょう。




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