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デザイナーと打合せ …何話す??


デザイナーにデザインを依頼する場面というのは、なかなか無いと思います。
・個人が独立の際にロゴや名刺をお願いする
・企業の広報さんが広告をお願いする
このくらいかなと。

●不安はぬぐえない。。

高いお金を出して依頼するのですから、
“自分のイメージ通りに、ちゃんと出来上がってくるのか?”
という大きな不安があると思います。

ではお互いにコンセンサスを取り、良いものを作り出すためにはどうしたらいいのでしょうか。

●全部、伝えよう。

伝える情報は、実は”多ければ多いほど”いいんです。

自分の中でこれは伝えなくてもいいかな、って思うことでも、デザイナーがカタチにする上でヒントになることもあります。

必要最低限の事しか伝えないのは良くありません。

例えば、企業ロゴを依頼するのであれば、以下のことくらい伝えます。

【想いについて】
・どういう経緯でこの企業ができたか
・今後どうありたいのか
・社会に対して、どうしたいか など、とにかくアツイ想い

【カタチについて】
・どんなデザインが好きか(参考画像をいくつも用意しておく)
・なぜ、それが好きか
・好きな音楽、ファッション、映画は?

●デザインはカウンセリング

風邪をひいて病院に行った時には必ず色々聞かれますよね。
「いつから調子が悪いのか」「いつから熱が出たか」「どんな症状か」「熱は何度か」・・・

たくさんのヒントの中から医者は推測し、薬を処方します。
情報が少なければ、薬を出すこともできません。それと同じだと思ってください。

●究極は、飲みに行く。

賢い経営者は、デザインの重要性をきちんと理解しています。スティーブ・ジョブズしかり。

人気のビジネス本「レバレッジ・シンキング」などで有名な本田直之さんは、本の装丁デザインが売り上げに直結することを理解していて、デザイナーと飲みに行き、全てを伝えてから作ってもらう、と言っています。

単純に関わりが深い方が、人情としてデザイナーも頑張って作ってあげたくなるものです。人と人、やはり関係性作りが基本かも。

それでもどうしても合わない場合は、早々に変えてみるのも手かもしれません。

良いデザイナーと巡り合い、深く、長い付き合いができることを、祈っています!


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