超能力はCIAの資料でも統計的に有意な効果ありとされたのに、研究が進んでない(ようにみえる)のはなぜ?
先日CIAの情報公開資料で面白いものを見つけたとお話ししました。
↑の資料では、リモートビューイングについて「統計的に有意な効果が実験室で観察された」とのことでしたね。
その後「psychic(超能力)」という文字で検索したら、リモートビューイングに限らず様々な資料が出てきました。
他にも超能力に関するまじめな資料が出てきた(長文なので飛ばしてもOK)
・サイキック増幅効果の実験:中国で、鍼治療によって刺激を受けた「感受性の高い人」が、ツボの細胞をさくらんぼほどの大きさに拡大したり、線の三次元構造を感じ取ったり、細胞膜の存在を確認したり、ツボの細胞に出入りする物質の交換を観察したりできた報告
・未来科学の巨大発見 - 非公式講演の抜粋:なぜこれが非公開だったの?と思う内容です。どういう文脈で情報公開請求されたのか気になるところです。
下図黄色部はWingMakerの流動性知性と関連してそう。赤字もオカルト好きにはとても気になる。深堀したい。
・ESPの戦略的可能性について:ESP(超能力)の軍事利用について言及している。ちょこちょこ実験で「科学雑誌に発表された認定済みの結果」があるものの、ペテン師やデマや誤った表現により、いまだに非科学的であるとされている。「インディアンが狼煙を使っていた間に、ラジオは発見され開発されるのを待っていました。精神的コミュニケーションも同様に、今まさに待ち構えています。」
・量子論と超心理学:古典物理学では量子力学を説明できなかったのと同じように、超心理学(超能力)も古典物理学では説明できないのでは。「古典的存在論」は、すべての現象を特定の空間と時間で説明しようとするが、現代の量子論や超心理学では、この見方では不十分であることが示されているとのこと。
・日本における超心理学研究:週刊朝日のフジテレビの超能力やらせ番組の記事が載っており、一瞬なぜこれが機密文書扱い?と思ったのですが、一番最後のページ。前述の記事への反論なのですが、「下降現象」…。
ここが原因で機密文書扱いだったのでは…?
考察
以前の記事のとおり、リモートビューイングを軍事利用するスターゲートプロジェクトでは、統計的に有意な効果が実験室で観察されたものの、実用に耐えないとして1995年に終了しています。
↑の超能力系文書も、やはり1970~1980年のものがほとんど。
元々リモートビューイングは遠隔偵察に、テレキネシスは破壊工作に使いたかったようだが、冷戦の終焉で衰退したようです。
ただ、統計的に有意な効果があるとのことなので、引き続き科学的な検証が続いててもいいような気がするのに、なぜ今だに「非科学的」のレッテルを貼られているのだろう??と思いました。
しかも、↑のように資料も結構あるのになぜメディアは報道しないんだろう??『ムー』さんでさえ、ググった感じだと記事が見つかりませんでした。
最近『幼年期の終わり』を読んだので、人類の超能力(超物理学・超科学)研究を遅らせるために上位存在が噛んでるんじゃないかしら…と思うのでした←
個人的に量子論と超心理学(リンク先はCIA)に記述があったように、古典物理学では説明できない現象という意味では量子力学もそうだよねはアハ体験でした。
統一理論周りと絡めて色々考察したいところです。
あと、日本における超心理学研究(リンク先はCIA)で言及されている「下降現象」についてぐぐってみたところ、明治大学情報コミュニケーション学部石川教授のHPが出てきました。
わお!すごい!と思いつつ、現在は活動休止中とのこと。
余談ですが、同HPの「超心理学・超能力にかんする7つの誤解」に対する姿勢が自分のものととても似ていたので抜粋させていただきます<(_ _)>
ネットのすみっこで、引き続き調査と考察続けていこうと思います( ..)φ
いただいたサポートは、よりよい記事を作るための原資とさせていただきます!