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UXデザイナー入社1年。振り返り&入社後のギャップなど
こんにちは。Buildサービス部UXデザイナーの岡本です。2023年9月1日に入社して1年が経ちました。あっという間。あっという間の1年でしたよ。なにがどうしてどんなふうにあっという間だったかということを今回書いていきます。
2024年9月で入社1年経ちました
2023年9月に入社して、現在2024年11月。正確には1年2カ月目です。先ほども書きましたが、あっという間でした。転職したあと新しい職場に慣れるのにどれくらいかかった?ということをよく聞かれますが、私のBuildサービス部への転職に関しては、そんなに時間かかりませんでした。社内システムのいろいろはいまだに慣れないところもありますが(慣れろ…)。
チームビルディング機会が多いので中途でもなじみやすい
毎月のキャンバスという対面の部会や毎週のオンラインチーム会でいろんなひとと雑談したり、ワークに取り組んだり、勉強会に参加したり実施したり、という繰り返しをしているうちに、人柄が伝わってきて安心できたり、ワークをする中で得意なことや考え方の特徴を見ることで安心できたり、勉強会でその人のスキルを知ることを通して尊敬する気持ちが深まったりしながら慣れていきました。
そのようなチームビルディングを大切にしている部署なので「おじょうさん、おはいんなさいっ」と言ってくれているような場がオンラインでもオフラインでもに頻繁にあり、Buildサービス部という大縄跳びに飛び込みやすかったです。
こういうのって個々人のコミュニケーションにゆだねられてしまうと難しいんですよね。部署として意識してチームビルディングを大切にしているのは中途入社の社員にとってありがたいなと感じます。
案件を通してBuildサービス部の「build service」を実践的に理解を深めた
デザインの仕事はこれまでもずっとしてきたことなので、案件にもすっと入っていけました。しかし、Buildサービス部が提供する「build service」におけるデザイン、UXデザイン活動ってなんだろう。build serviceがすべき伴走支援の中のデザインフェーズとはなにか、クライアントに期待されている伴走とその成果はなんだろう…などについては、実際に案件を通してキャッチアップして自分の姿勢を整えていくことになりました。
私の場合は、UXデザインの習得と実践をコンサルティングファームのデザイン部署で、デザインの習得と実践は広告代理店のクリエイティブ部署で行ってきた経緯があります。
build serviceの伴走支援は、コンサルティングファームのそれとはまったく違います。コンサルティングファームはクライアントの仕事をまるっと預かりつつどんどん先に引っ張っていきますが、build serviceはクライアントのアントプレナーシップを刺激しながら一緒に走る、そんな伴走支援です。そこで求められるデザイン活動とは?と考えながら動くことになります。伴走の基本的なポイントはコンサルティングファームと同じと捉えていますが、姿勢とファシリテーションが全く違うという認識を個人的に持っています。
また広告代理店はそもそもSIerと契約形態が大きく違うこともあり、文化も違うなと感じます。広告代理店はとにかくいいものを作るために人もおカネも時間もなんとかするということと、人もおカネも時間もないけどなんとかするということが混在する場でした。ここではクライアントのビジネスのゴールには寄り添いますが、経緯はこちらがなんとかするというものでそこに伴走はありません。
build serviceの伴走支援は人や組織の成長も含めて伴走するところに共感出来るので、日々面白く取り組めています。
入社1年後のギャップはあった?
入社3ヶ月のときのnoteに以下のように書いていました。
面接前にBuildサービス部のnoteを読んでいました。そのときは自分がエンジニアではないということもあり、なんだか難しそうな仕事しているんだな…プロジェクトに入っていけるかな、皆さん優れた技術を持っているからとっつきにくい雰囲気なのかな…など思っていました。面接の印象とnoteの印象どっちなんだろうと入社までちょっとドキドキしていました。
入社後にわかったのは、Buildサービス部はとてもチームビルディングを頑張っているということ。そして一般的な部署にはありそうなロールによる垣根をつくらないようにしていることでした。
それによって面接から一貫してコミュニケーションが丁寧で、ウェルカムでフラットで、それぞれのスキルやロールを尊重している。そのうえで優れた技術とスキルを活かしているという環境になっていました。そして、今までデザイナーが少なくエンジニアの記事が多かったため、私にはnoteの印象が小難しく感じてしまったようでした(笑)。
このときの印象から大きく変わっていません。ロールによる垣根はつくらないようになっています。ある案件でUXデザイナーとエンジニアが一緒にユーザーストーリーマッピングをつくるという作業があるのですが、前職ではエンジニアと一緒にということはあまりなく、これって技術的にどうなるのかなとか、このまま渡したところで確認したいことが山ほどあるのになというモヤモヤがありました。
1年間Buildサービス部でbuild serviceの伴走支援に携わってみて、日々の案件におけるロールを超えた連携に、チームビルディングの効果がしっかりでているなという実感があります。
これから
デザイナー2人目として入社しましたが、今はデザイナーの人数がとっても増えました。デザインについてデザイナー同士で相談したりすることや、別部署のデザイナーと対話をする機会も増えました。
Buildサービス部のデザイナー、build serviceにおけるデザイナーというだけでなく、CTCのデザイナーという視点を含めて活動していけるようになってきたので、これからも楽しんで邁進していきたいです。