コミュニケーションの苦手にも色々ありまして…な、ハナシ
先日こちらのnoteに書いたのも同じくコミュニケーション障害のことなのですけれど
それとはまた違った"苦手"があるなあと思ったので、つぶやいてみました。
それなりに反響ありました。
もうちょっと詳しく書いていきます。
たとえば
「ラポール形成」っていきなり言われても「???」ってなりますよね。
自分は意味わかってるからそのまま話し続けるけれど、相手が知らない専門用語なので、内容が正確に伝わらないかもしれません。
このとき本来やるべきことは…
"自分は意味がわかるけど相手が知らない専門用語"を、相手にわかる言葉で説明しなおすというプロセスが必要です。
言葉の意味をしっかり理解し、かつわかりやすく言い直すための語彙力が必要とされます。
でも、コミュニケーションが苦手だと…
そもそも言葉のバリエーションが少ないので言い換えが難しい
使っている言葉そのものの理解が曖昧または間違えて覚えているので説明が難しい
発想の転換が難しい
といった様々な苦手が邪魔をして、相手にわかる言葉で説明しなおすことが難しいことも多いんですよね。
結果、「何を言っているかわからない」「言いたいことがうまく伝わらない」といった事態を招くことがあります。
先述の"ラポール"を例にすると
ラポール以外の言い方がわからない
実は、ラポールの意味を詳しく知らない
ラポールってラポール以外に言い方ある!?
という感じです。
方言も似てますかね~。北海道弁にある「いずい(違和感がある・居心地が悪い・しっくりこないなどの意味)」を、いずい以外で表現できないこの感覚がいずいんですけど。
いずいって何?って聞かれても、他の言い回しがなんとも言えないし、いずい感覚はいずい以外で表現できないんですよ。
しかし、道民以外には絶対に「ちょっと何言ってるかわからない」ですよね。
靴を左右逆に履いてるみたいな気持ち悪い感じ。
とか、状態像を説明しないと「いずい」が伝わりません。
コミュニケーションが難しいなあと感じている方の中にも、似たような経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
自分的には、この表現がいちばんしっくりくる!という言い方…たとえば「モチベーションが低下している状態」を"燃え尽きた"と表現した場合に、適切に相手に意図が伝わらなかった、というような出来事です。
一言で説明しなくてもいいのです。
モチベーションが落ちる状態に至った経緯や、感じているもの、思ったことなどを説明することで、
「もしかしたら燃え尽きたんじゃなくて、がっかりして落ち込んでいる状態なのかもしれない」など、新たな発見があるかもしれません。
自分が思った通りに言葉が伝わらなかったときは、自分の内面と向き合うチャンスかもしれませんね。
以上140文字(ツイート)を1,000文字で解説するコーナーでした!
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