あれもこれも良くて選べない、のハナシ
こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。
ビルドは札幌市でグラフィックデザインとイラストをメインにしている就労継続支援B型事業所です。
今日の内容は以下です
ビルドに通われる利用者さんたちの大半は、自分で何かしらの創作をしている(したい)人たち。
やってみたいこともたくさんあります。できれば全部やりたいです…!ということも。
ビルドでは、イラストとグラフィックデザインを中心に、人によっては映像編集、3Dモデリング、Live2D、ハンドメイドなど……多岐に渡って活動しています。
初心者段階では、イラストとデザインの基礎学習を並行しながら、方向性を決める方が多いです。
ただ、ビルドはある程度作業内容を特化しているので、「ウェブデザインをやりたい、ゲーム配信をやってみたい、Office系のスキルを身につけたい」などといったジャンル外のご要望にはお応えできかねます。
事業所によっては、いろいろなことを幅広くできる場所もありますね。
事業所を選ぶとき、学んだ内容から深めるジャンルを選ぶとき、職業選択、描きたいモチーフ選びetc…何をポイントに決めたらいいのでしょう?
そもそも、どうして全部取りはできないのでしょう???
Bardに聞いてみました。
【やりたいことがたくさんあるとき、すべてを一気に手にすることはできません。どうしてできないのでしょうか?】
端的に言うと、物理的に無理じゃない??に尽きると思うのです。
だけれど、選びきれない…どうしてなのでしょう?
まず、なぜ、優先順位づけが難しいのか?考えてみました。
1. 優先順位付けの難しさとは?
物事を決めるのに時間がかかってしまう
どちらか一方を選ぶことができない
後悔や不安を感じて、決断を先延ばしにしてしまう
そうなってしまう要因としては
慎重で、リスクを避けたい
複数の選択肢を比較検討する時間が足りない
自分の価値観や目標が明確でない
失敗や後悔を恐れている
まずは、自分が何に価値を置き、どんな目標にしたいのか?を明確にする必要があるようです。
全部やりたい!の気持ちが強すぎると、この「価値」や「目標」がボヤけてしまいますね。
また、自分にとって、今何が重要で緊急か?を明確にすると考えやすくなります。
そのために、どのくらいの時間が必要か?も考えるポイントですね。
たとえば、早く働けるようになりたいけれど勤怠が安定しない。でもお金が必要。といった状態のとき、実は一番優先しなければならないのは体調管理です。勤怠が安定しない限りはどんなものでも仕事にならないので、時間はかかっても体調を整えることを最優先にする必要があります。
ここで、具合が悪い中無理して働くと……回復に相当な時間がかかる深刻な状態に陥るリスクもあります。
2. 選べない状況への対応策とは?
そうはいっても、どうしても選べない…ということもあるでしょう。
Bardに聞いてみましょう
そもそも、判断が難しい状態は自分の気持ちや状況に余裕がなくて、冷静な判断ができない状態なのかもしれませんね。
一人で考えるのが難しい時は、第三者に相談し話を聞いてもらうことも有効だと思います。
3. NG以外の基準で選択する方法
そもそも自分で選ぶ、決断するという経験値自体が極端に少ないというケースもあるようです。
たとえば、体調が悪くてやりたいことができなかった。人間関係が悪く退職せざるを得なかった。などといったマイナスの理由から消去法で取捨選択してきた場合、
どちらもいいけれど、どちらかを選ばなければならない、という場面にあまり遭遇していません。
マイナスポイントが無いのに、なぜ手放さなければいけないのか?
理由がないと判断できないケースです。
Bardさんによれば「マイナスポイントが無いにもかかわらず、手放さなければいけない場合、それは、より大きなメリットを得るためであると考えられます」
たしかに。
【Aの仕事は高収入だが、Bの仕事はやりがいがある場合、どちらか一方を選ばなければいけないとき、どちらを選べばいいのでしょうか】
多くの場合、どちらを選ぶにしてもメリットとデメリットがあります。冷静にリストアップしたり、人に相談することで判断できる可能性が高いですね。
一人で考えるのが難しいときは信頼できる第三者に相談してみましょう。
ビルドは障害者支援施設なので、利用前や利用中に、地域の相談支援事業所(相談室)の相談員に相談することができます。
ぜひ活用してくださいね。
今日のヘッダーイラストはYOUさん(仮名)作です。今回は1枚絵を描いて、トリミングする形で提供していただきました。
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