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ECサイトの常識!Saasとは?

みなさんこんばんは!バグプログラミングです!年末年始はずっと家に引きこもってばかりいました(笑)。家ではほとんどパソコンばかりいじっていましたが、そんな中でよく「Saas」と言う単語を目にしました。と言うわけで今回は「Saas」とは何かについて語ろうと思います。

【そもそもSaasとは?】
 「SaaS」は「Software as a Service」の略で、必要な機能を必要な分だけサービスとして利用できるようにしたソフトウェアのこと。ソフトウェアをインターネット経由してユーザーが利用できるサービスです。簡単に言えば、インターネット上で使えるサービスのこと全般のことです。インターネット環境があればさまざまな場所からアクセスし、利用することができます。
 主な例にMicrosoft Office 365などのオフィスソフト、GmailなどのWebメール、GoogleドキュメントやZOOMなど意外に身近にあります。

「SaaS」の特徴としては、主に以下の2つをあげることができます。

(1)インターネット環境があればどこからでもアクセスできる。
  ソフトウェアはユーザーのアカウントごとに提供されているため、自宅や外出先からもアクセスが可能です。また、デバイスが違ってもアカウントが同じであれば、同じサービスを利用することができます。


(2)複数のチーム・複数の人数で編集や管理ができる。
 ドキュメント編集機能、ストレージ機能(データを保存する機能)が搭載されている「SaaS」では、複数のチームや複数のユーザーで同時にデータの管理・編集ができます。つまりひとつのファイルを共有し、リアルタイムで管理・編集ができると言うわけです。

【Saasのメリットとは?】
 まず一つが、ソフトウェアの開発不要で、導入コストが安いことです。「SaaS」では、提供されたソフトウェアを利用するため、ソフトウェアの開発は必要ありません。導入への準備期間も短くでき、導入コストを大きく下げることができます。
 また、ユーザー側の管理が不要です。ランニングコストが安い自社開発やパッケージ型のソフトウェアの場合、最新バージョンへの更新やセキュリティ対策などは、すべてユーザー側の仕事になります。ソフトウェアの管理に手間がかからないため、ランニングコストも安く抑えることができます。
 さらに、ネット上にデータを保存できるためパソコンやスマホの容量をとられません。また、自身のデータを探しやすく分類してくれることも多いのでどこにしまったのかわからなくなっても探しやすいものが多いのも大きなメリットです。

【PaaS、IaaSとは?】
 似たような言葉に「PaaS」「IaaS」などがあります。
 「PaaS」とは「Platform as a Service」の略で、アプリケーションの実行に必要なネットワークやサーバーシステム、OSやプログラミング言語などを、インターネットを経由して利用できるサービスです。Amazon Web Services(AWS)やGoogle cloud Platformなどが、代表的なサービスです。


 一方、「IaaS」は「Infrastructure as a Service」の略で、情報システムの稼動に必要なインフラとなる、ネットワークやサーバーシステムを、インターネットを経由して利用できるサービスです。

 「SaaS」、「PaaS」、「IaaS」の違いをまとめてみると、提供するサービスの構成要素の段階によって区別することができます。既に完成されている高い機能を持つアプリケーションを使いたい場合には、SaaSを利用することをおすすめします。一方、自分にとって使い勝手の良いアプリケーションを自ら開発して運用したい場合や、そもそもアプリケーションを開発すること自体が目的の場合には、PaaSやIaaSを導入した方がよいでしょう。


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