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第1回 BUG Art Award 審査員のご紹介〜各審査員のコメントもあります!〜


みなさんこんにちは。
株式会社リクルートホールディングス BUG Art Award事務局です。

今回は審査員について、ご紹介させてください。
各審査員のコメントも掲載していますので、ぜひ最後までお読みいただけたら嬉しいです!

審査員の検討でこだわったポイント

私たちは、過去『ひとつぼ展』「1_WALL」と長年に渡ってコンペを運営してきました。その上で、今回新たなアートアワードを始めるにあたり、
下記のポイントにこだわって、審査員を検討いたしました。

・アワードに込めた想いに共感し、一緒に新たなアワードを作り上げることを望んでいただいた方
・新鮮な目で審査に参加いただき、忌憚なく運営にフィードバックをいただけそうな方
・アーティストと近しい目線で伴走・アドバイスし、共に時代を作っていただけそうな方
・ジェンダーや専門分野、活動地域などが異なる方々に依頼することで、審査においての多様性や多角的な視点を担保すること

これらのポイントを重視し、記念すべき第1回BUG Art Awardの審査員に選定させていただいたのが、以下5人のみなさまです。
審査に対する「思い」も合わせてご紹介いたします。

審査員/審査に対する思いについて

内海潤也

「審査」をするつもりはありませんが、さまざまな可能性に出会い、その中から「選択」する機会/立場/権力をいただきました。限られた経験と知識、偏った感性で「選択」することになりますが、制作する、発表する、それを続ける作家という営為への尊敬を持ちながら任を全うできるよう努めます。このアワードに冠されたBUGを、直すべき「不作動=error」ではなく、「(自発的、あるいは強制的に)生じる問い=BUG」と捉えて、この先も「問い」を立てる視座、「問い」を抱え続ける姿勢・生を讃えること=awardに携われる嬉しさをもちつつ。

菊地敦己

個別の対象に忖度はないが、結果的に公共性を持つ作品を選ぶべきなのではないかと考えています。ジャンルやらマーケットやら業界から外れた、作者がやむにやまれず作ったものが、新しいフィールドを開拓するのかもしれません。このアワードがその現場となることを期待しつつも、結果の責任の半分は審査する側にあると思うので、実はいささか緊張しています。非常識な作品を発見できるように、目を凝らして審査に参加したいと思います。
 

たかくらかずき

とにかく『ムードに流されない作品』を見てみたいって思っています。時代の空気とか業界の空気をうまく読んでやっていける作品より、なんとなく時代に蔓延しているデリケートで閉鎖的なムード、こうやると評価されるよ、みたいなムード、そう言うのを破壊してくれるような作品、とにかく好き勝手にやっている作品がたくさん見れたら僕は嬉しいです。『今オシャレなもの』じゃなくて、『今はダサいと思われているもの』のなかにこれからの歴史をつくるものが眠っているはずなんです。
 

中川千恵子

「自分なら絶対にグランプリが取れるはずだ」という確信がある人はもちろん、「この審査員には自分の作品は評価されないのではないか」「自分の作品の良さは理解されないのではないか」と疑う人にこそ、ぜひ応募していただきたいです。私たちがまだ見たことのない表現の在り方や、光の当たらない場所にあった作品を、ぜひ教えてもらえると嬉しいです。

横山由季子

過去の芸術家たちが、さまざまな試行錯誤の末に、世界や人間の捉え方を更新していくさまを学んできた立場から、現代を生きるアーティストのみなさんが生み出す作品と出会えるのを楽しみにしています。価値観や表現のあり方が多様化したいま、応募者のみなさんと並走しながら、私自身もこれまでの経験を通じて内面化したアートの定義を広げていけるような、柔軟な姿勢で臨みたいと思います。
そして、1798年のパリのサロンで初めて公募制の審査が行われてから200年あまり、21世紀の公募展にどんな可能性があるのか、審査のあり方そのものも問い直していきたいです。


以上、審査員5名のみなさまのコメント、いかがでしたでしょうか?
改めて、今回のアワードについてもご紹介させてください。

応募情報 について

●応募受付期間

BUG Art Awardの開催は年1回を予定しており、第1回の応募受付期間は、
3月1日(水)10時から 5月17日(水)17時です。

●応募要項

BUG Art Award特設サイトをご確認ください。
https://bug.art


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\要予約!BUG Art Award関連イベント/

審査員やアート界隈の関係者が登壇する、貴重なイベントです。
ぜひ予約、視聴してくださいね。
イベント詳細はリクルートアートセンタープロジェクトのサイトにて、順次お知らせします。 

 ・3/16(木)「国外での活動を射程に入れることについて 〜フランスでの実践を例に、海外展開の可能性を考える〜」
中川千恵子(審査員)×藤井光×盛圭太
 

3/20(月)「ポートフォリオ作成に関する基礎講座(オンライン開催)」
菅亮平 

 
・3/24(金)「アーティストのための近代美術史~過去の芸術家たちの挑戦から見えてくること~」
横山由季子(審査員)×末永史尚

 
・3/30(木)「人と機械の交流は作品に何をもたらすのか?〜AIや装置、VRなどの技術を使った表現について〜」たかくらかずき(審査員)×やんツー 
 
・4/6(木)「オルタナティブスペースのいまむかし、そしてこの先」
菊地敦己(審査員)×久保寛子×長谷川新 

 
・4/13(木)「美術と社会およびジェンダーの関係性」
内海潤也(審査員)×百瀬文×原田美緒 

 
・4/20 (木)アーティスト4名による「公募トーク」
吉田志穂×うらあやか×田中義樹×黑田菜月
 
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私たちは、このアワードを通して、一人でも多くの未発掘の才能に出会えることを楽しみにしています!
 みなさまのご応募を、お待ちしています。

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