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FRB自ら景気後退を招くリスク

バフェット太郎です。

米国の12月CPIの前年同月比は+2.9%と、22年6月の+9.1%から大幅に鈍化し、2%の物価目標に近づいていることから、FRBはインフレの沈静化に自信を深めています。

しかし、米国の消費者は依然としてインフレに苦しんでいるほか、目標の2%まで約1%ポイントあることを考えると、引き締め的な政策は未だ十分とは言えず、高金利政策は予想以上に長期化する可能性があります。

そしてそれは、FRB自ら景気後退を招くリスクを高めかねません。

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