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アルゼンチンの今を知るための主要メディア5選

昔と違い今はグローバル化した情報社会により大量の情報が瞬時に得られる時代。観光でアルゼンチンに来られる際は、日々変動のあるブルーレートをチェックしたり、頻発する公共交通機関のストライキや抗議デモなどのリアルタイムの情報にアクセスできることが重要になってきます。

今回は観光で訪れる方だけでなく、お仕事で来られる方、アルゼンチンの経済情勢を知りたい方、スペイン語を理解できるまたは勉強中の方が、現地のニュースをリサーチしたい場合に情報源として活用できるX(旧Twitter)アカウントを5つシェアしたいと思います。(フォロワー数は2023年9月時点)

(1)Clarín(@Clarincom)
クラリン紙は第二次世界大戦が終わった1945年に設立。地元有力新聞の一番手で、国内外のニュース、エンターテインメント、スポーツ、政治など、多岐にわたる情報を提供しているアルゼンチンのメディアリーダー。350万フォロワー。

(2)Ámbito Financiero(@Ambitocom)
アンビト・フィナンシエロ紙はクーデターによって軍事政権が生まれた1976年に設立。日本の報道機関や日経新聞もアルゼンチン経済について引用することがあるほどで、経済と金融にフォーカスした報道を提供している信頼性の高い経済紙。27万フォロワー。

(3)La Nación(@LANACION)
ラ・ナシオン紙は普仏戦争が始まった1870年に設立。アルゼンチンで最も古い新聞の一つで、19世紀末から20世紀初頭にかけて、政治的な変革と経済成長に関連する重要な報道を提供した。現在でも高品質なジャーナリズムを提供し、国内外のニュース、経済、文化、社会問題に関する記事を掲載している。397万フォロワー。

(4)Infobae(@infobae)
インフォバエ紙は2001年の金融危機の直後の2002年に設立。大手報道機関で、特にデジタルメディアで非常に人気があり、アルゼンチンのみならずラテンアメリカで近年急速に成長している。349万フォロワー。

(5)TN - Todo Noticias(@todonoticias)
テエネはテレビ局で、通貨アウストラルがペソに変わった翌年の1993年に設立。アルゼンチンで最大手のメディアグループである「Grupo Clarín」の一部。ニュースだけでなく多様なコンテンツを提供しているので幅広い視聴者層を持つ。590万フォロワー。

これらに加え、日本語で南米を中心としたニュースを配信している以下のアカウントもあります。

La Andina(@andino2000)

個人的には視覚的に見やすいInstagramを活用することも多いです。特に日本人で観光に来られる方々は、激動するアルゼンチンの特殊な内情を知らない場合も多いですので、定期的にこれらのメディアをチェックし、アルゼンチンでの充実した滞在になることを願っています。

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