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女はときどきとっても冷静
みおいちさんの記事を拝見して思い出したのですが、
私も学生とこの手の話をしたことは何度かあります。
そしてどの国もその傾向があるのだと思いますが、
世代が上の人ほど子沢山、本人も兄弟が多い。
私の両親はそれぞれ2人きょうだいですが、祖父母は11人とか8人とか、一番少なかった母方の祖父でさえ6人でした。
で、「みなさんの国はどう?」と言ったら
「私の父は7人きょうだいです!」
「私の母は17人きょうだいの末っ子です!(いやもうお祖母さん、マリア・テレジア(子ども15人)の生まれ変わりか何かかな?)」
「私自身も5人きょうだいです!姉が4人!」
などと教えてくれます。
中国はひとりっ子政策があるのでそう言うのはあまり聞きませんが、ベトナムはよく言ってくれる。
そして私は
「そうですか!みなさんのおじいさんおばあさんすごいですねー!元気だったんですね!体力もいるし、がんばったんですね」
と返すことが多いんですが、
その返しが一度もっとも過ぎてみんなが黙ったことが。
「でも先生、作るのは簡単です。誰でもできる。
男は本当に簡単←
でも女は苦しいし痛い。
そして、あとで育てる方がもっと大変です。
責任があるから。お金がないと子どもも大変です。」
本当だね。
育てたくても育てられなくて捨てられちゃう子が世界にどれだけいるか。
ちゃんと育てられる環境だったのならそこにも感謝しなくちゃね。
これを言ってくれた学生は普段はキャピキャピしていて(死語)、おしゃべりとおしゃれが大好きな普通の女の子なんですが、こう言う時、ズバッと冷静に発言できるタイプ。
みんなで「うん、うん。たしかに。」
みんな色々な事情があるけど、みなさんがこうやって心身ともに健康に大きくなれて、しかも日本に来られるのはご両親や周りの家族のおかげだもんね。
こう言うことがちゃんと分かっているのは当たり前だけど、逞しくて頼もしいなぁと思いましたね。
この発言をしてくれた学生のクラスは「女子校!?」と言うほど女子ばっかりだったんですが(女子18名(中国3人、ベトナム15人)に対して男子2名(どちらもベトナム))
「みんな、それでも子どもは欲しい?」
と聞くと、
「もちろん!私はたくさん産みます!」
「私は3人くらいがいい!」
だそう。笑
はっきりしていてよろしい!
たくさん勉強して、たくさんお金稼いで、子供にたっぷり愛情とお金をかけられるお母さんになってください。
一方その頃、圧倒的劣性の男性陣は顔を真っ赤にしながら黙っていました。初々しい。笑
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