言葉のシャワー
ベトナム人と色濃くお付き合いすること早3年。
私はベトナムへ行ったこともないし、ベトナム語も全く分かりません。
しかし、
「私は北部出身です」
「私は中部出身」
「私は南部」
という学生ではそれぞれなんか発音に差があることに気づきました。
特にヤ、ザ、ジャ行がわかりやすい。
ベトナムの民族衣装「アオザイ」の説明をしてくれる時、
北部の学生は「アオザイ」と発音しているように聞こえるのに対して、
南部の学生は「アオヤイ」とこちらには聞こえます。
本人たちは同じ発音していると思っているようなんですが、日本語話者の私には違って聞こえる。
ふとした瞬間も、日本語のザ行の言葉がヤ行に聞こえる発音をする場合があり、出身地を聞いてみると大抵南部か中部。その反対の場合は北部。
行ったこともなく、言葉も学んだことがない(入門書を少し読んだことはある)ベトナム語ですが、毎日浴びるように彼らの癖を聞いていたら自然に耳がそうなって来たようです。苦笑
いつも悩むんですが、学習者独特の日本語の発音に慣れてしまうのは、日本語教師としていいのか悪いのか(;^_^A
ベトナム語は発音が難しすぎて、というか声調が難しすぎて話せる気はしませんが、覚えてみたら楽しそうだなと思います。
その前に、アオザイを着てみたいです。
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