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fukkuraborisat
トレーニングの結果
金曜日の最後の時間は、中上級クラスで即席会話の授業。
何をするのかと言うと、
前の時間に習った文法を使って、
私がAさん、学生がBさんで会話を作ります。
たとえば「〜たばかりに」と言う文型を使うと言うタスクがあります。
私が
「Bさん、アルバイトやめたんだって?大丈夫なの?」
と聞いたとすると、
無作為に当てられたBさんの1人の学生が
「そうなんだよ、急に辞めたばかりに、今月厳しくて…」
みたいなことを返します。
Aさんが言うセリフはあらかじめ知らされていますが、Bさんのセリフは空白になっている上、誰がBさんになるかはその時にならないとわかりません。
基本的に1人1つこの即時応答式会話は当たりますが当たりかたも私の独断と偏見なので本当に適当。笑
さらに会話ですから、考える時間は短い方がいい。
反射力、瞬発力、日本語構成力などが必要です。
これが結構難しい。
普段考えて言う分には言えますし、今私たちが扱う文型は90パーセントがN1文法。
N2文法までならそこそこ言えるようになりますが、それ以上を超えられるか。
このトレーニングは今日で4回目。
最初は固まって言えなかった学生たちですが、最近は少し知恵がつき(笑)、当たる前に傾向と対策を練るようになりました。
そして、だいぶ的を得たことを言えるようになってきました。
初回は「えー、えー」ばかりで、「ホンマにあんたは中上級クラスか!?」と言いたくなりましたが、短くても、多少間違えてもとにかく反応良く答えるようになりました。
進歩進歩。
やり方は同じでも難易度を上げて何度も何度も、これも語学学習で大事なことなんだなぁとしみじみ。
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