見出し画像

第3号被保険者最強説

すごく簡単な年金などについてのお話をします。

タイトルに第3号と書きましたが、あなたはそもそも自分が第何号被保険者なのか知ってますか?

以下、簡単にまとめます。

第1号被保険者・・・自営業者、その配偶者、無職、学生など
第2号被保険者・・・会社員や公務員など
第3号被保険者・・・第2号に扶養されている配偶者


第3号被保険者(以後、3号と表記する)とは、第2号被保険者(以後、2号と表記する)に扶養されている配偶者を表し、保険料を払う必要がありません。勘違いがないように言うと、日本全国の2号が3号の支払うべき保険料を負担している、だから3号は払う必要がないといったところでしょうか。



3号になるための条件に『130万円の壁』という言葉を聞いたことがある方は多いと思いますが、「それ以上稼いでしまうと3号から外れてしまうので気を付けてね」といったやりとりがなされるのも、3号であることを守るためなのです。
世間の会社の『扶養手当支給の条件』が大体130万円に欠けるくらいでしょうから、扶養手当の条件さえを満たせば、「扶養手当もらえる・年金払わない・健康保険料払わない」といった『最強の人』になれる。
中途半端な年収を稼ぐくらいならば扶養の範囲のパートで稼いでもらった方が明らかにコスパがいい!!!!だから3号万歳!!!!!!!


と思っていた時期が私にもありました。
実際に色々計算したら配偶者は年収400万円未満であれば3号の方がコスパいいんじゃね?と思っていました。

しかし、最近考えが変わってきました。

昨今謳われている『働き方改革』
その中には『働きがいを追求する』というものがあります。

ぼくも社内で働きがいについて考え、それを広めていく仕事をするようになりました。そこでは決して「コスパ」なんていう言葉は出てきません。希望をもってイキイキと働くことの尊さ、大切さについて日々考えさせられています。

「コスパ」を重視するあまり、希望をもって仕事をしている人を無理やり3号にするという考えはこれからは通用しなくなっていく、まさに変革の時を迎えているのだなというのをひしひしと感じています。

働きがいをもって働けているなら、それでいいじゃない。



と思えるようになりました。働きがいについてはまた後日記事にしたいと思います。

ちなみに私の妻は3号です。

おわり。

よろしければサポートお願いします!!!!