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【連載】残された人生は大学卒業まで!? #32 社長とタイマン話

noteをご覧の皆さん、ありがとうございます!
「残された人生は大学卒業まで!?」へ、ようこそ!
BU(◎)DOHです🍇

 今日は大学の対面講義に行ってきました。半年ぶりくらいの対面講義で、なんだかとても新鮮な気持ちになりました。でも、全員マスクで、ソーシャルディスタンスを保った授業だったので、違和感は半端なかったです。


■内定者面談に行ってきた話

 私は21年卒で、このご時世の中、大変ありがたいことに内定をいただくことができました。

 その内定者面談というイベントがあり、社長とお話しする機会を設けていただいたので、そのお話をしようと思います。

 社長と話す機会って、会社に入社したらどれくらいあるのかな〜と思いながら、もしかしたらめちゃくちゃ貴重な機会なんじゃない!?と自分に言い聞かせ、面談に行ってきました

 めっちゃ緊張しました。


■社長とどんな話するの?

 何か質問を考えていこうと思ったのですが、特にこれといって聞きたいことが思いつかなかったので、とっさにその時思ったことを言おう!と思っていました。

 すっとこどっこい、私から話す暇もなく社長からどんどん話を振っていただきました。

「バンドどんなことしてるの?」

「8月どうだった?入院してたんだって?」

「今大学どんな感じなの?」

など、話すことに困ることもなくずっと話しっぱなしでした。

 その中で、すごく印象に残った話が一つあるので、皆さんとも共有しておきます。


■社長、新入社員になる前の私にお言葉をいただいてもいいですか?

 私は、入社後の5年間がその後の人生を決めると思っています。
 その期間の過ごし方が、社会人としてどんなキャリアをたどるようになるかを決めると思っています。

 その5年を迎える前に、会社の社長はどんな言葉をくれるのかとっさに気になったので、意を決して聞いてみました。


■私40、君50

 まずはこのお話をいただきました。

 どういうことかと言うと、社長の働く期間は20代のはじめから定年になる60歳まで。私たちの働く期間は、定年が伸びて、70歳や75歳になる。

 つまり、社長は40年働くのに対して、私は50年働くことになるよ。

 ということをお話いただきました。

 自分の中で、50年間を想像した時に「今まだ22年しか生きてないのに、倍以上の期間働くのか…」と思って、ものすごく長く感じました。

 社長はこの話をした後に、こう言いました。


■50年働くための最初の10年間は…

「最初の10年間を3つに分ける。3年、3年、3年。誤差で1年」

ふむふむ。

「会社に入って1年、なんなら3年くらいは役に立たない。そりゃそうだ、何もノウハウもスキルもない状態で入ってきてるんだから。その期間に、自分のやりたいことじゃない、思い描いていたことと違うってやめていっちゃう人もいる。でも、それは当たり前だと言うことを知っておいて欲しい」

ふむふむ。

「だから、最初の3年は足腰を使うんだ。一流の野球選手はいきなり活躍できたわけじゃない。一流のマラソン選手はいきなり一位を取れたわけじゃない。最初の素振り、最初の走り込みをしっかりしていた後に咲き誇っているのだ。その3年はあり得ないほど忙しくて、あり得ないほどしんどい。」

ふむふむ。

「そして次の3年は頭を使う。鍛えた足腰を使って、頭を使って何ができるか。今までひたむきに向き合っていたものに頭を使った技術を付ける。きっと最初の3年で得たものを使って、何倍も充実感に満ちた次の3年を過ごすことができるだろう。この3年はあり得ないほど勉強して、あり得ないほど頭を使うだろう。」

ふむふむ。

「そして最初の10年の最後の3年は、自分のやりたいことを見つける。鍛えた足腰を使って、3年間必死に頭を使うと、ようやく自分のやりたいことが見えてくるだろう。ゴールを急いではいけない。ここで見えるものがあることを忘れないで欲しい」

なるほど…

 長くなりましたが、こう言うお話でした。


■その年を過ごした人でしかわからない話

 社長の話を聞いて強く感じたことは、私の歳ではわからないことがたくさんあると言うこと。

 人間は、どれだけ知識を蓄えようと、どれだけ経験を積んでいようと、その年齢になってみないとわからない知恵と言うものがあるのです。

 今までもそうでした。

 部活の先輩に「お前も先輩になってみれば後輩の可愛さがわかるよ」と言われた時も、先輩になってから後輩の可愛さを確かに実感しました。

 受験生の先輩から「高校2年生のうちに楽しんでおいた方がいいよ」と言われた時も、今自分精一杯楽しんでるからいいもん!と思っていました。
 翌年「高校2年生のうちに楽しんでおいた方がいいよ」と後輩に声をかける自分がそこに。

 そう言うものなんです。その年にならなきゃわからないことが残念ながらたくさんあるんです。

 だからこそ、新入社員時代を過ごし、いろんな経歴を経て社長となっている社長のお話を聞いて、感じるものは大きかったです。
 想像も膨らみました。


■その1年1年の満たし方は自分次第

 日々の過ごし方でその期間がきっと5段階評価の1にも、5にもなるように変わるでしょう。

 素振りだけする人もいれば、素振りとバントの練習をする人もいるでしょう。

 満たし方は自分次第。過ごし方は自分次第。

 残りの人生1日1日も同じ。


■終わりに

 今日もここまでご覧いただきありがとうございました!
社長からいただいた話を割とそのまま書きましたが、ご覧いただいた皆さんも何か感じていただきましたでしょうか。

 おそらくこれに関しても人それぞれ、正しい間違いいろいろあると思います。それを全て感じた上で、何を吐き出していくかは自分次第。

 毎日欠かさず、何かを感じて、何かを残していこうと思います。

 9月も雑多にいろんな記事を書いていきます。9月も元気にがんばっていきましょう!

 明日も、全ての皆さんに幸せが訪れますように。

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BU(◎)DOH

あなたの一存で、これからの旅路を一緒に作っていけたらいいと思います。