僕たちは作業効率は考えません
認知症になったお父様のお話。
僕たちは認知症になった方が朝、いつものようにデイサービスに出掛けて、その日の帰る場所が高齢者施設‥‥という場面を何度も見てきました。
おそらく施設に入居するのを拒んでいたのかもしれません。
少し切なくなる場面です‥‥
入居してしまえば、温かい介護職の方の関わりによって少しずつ不安が笑顔に変わっていきます。
入居されるときの第一歩
この第一歩を踏み出す高齢者の方の不安‥‥
計り知れないものに違いありません。
僕たちは作業効率は考えません。
ご家族様、介護職の方と相談しながら、できる限り施設の部屋をこれまで住んでいた部屋に再現します。
使い慣れたタンス
使い慣れたテーブル
使い慣れた趣味の物‥‥
住んでいた部屋で見ていたであろう「光景」に出来る限り近づけたい!!
ご家族様、介護職の皆様!!
歩行や生活の支障、衛生面にはもちろん配慮致します!
いっときは少し邪魔になるかもしれない‥‥
必要のない物かもしれない‥‥
どうか少しの間だけ置いてあげて下さい!!
介護職の方の温かい関わりによって施設にも慣れ、笑顔になったその時に、僕たちはもう一度取りに伺います!!
笑顔になってくれたのなら
荷物を取りに僕たちは何度でもその笑顔を見に行きます。
ただ片付けるだけでは意味がない。
ただ片付けるだけでは終われない。
僕たちがやってるのは
人生の歴史の整理
皆様の、"第一歩" の為に僕たちは元気で明るく喜んでお手伝いさせて頂きます。
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