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私と彼のこと

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私(じいじ)と彼(孫のNくん)の成長記録。
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2021年3月の記事一覧

私と彼のこと(264)-複雑-

今年度が終わる。
長男A(彼の父親)は、現在の勤務園を今日いっぱいで退職して、明日からは私と同じ職場の一員になる。
彼から見ると、両親と祖父母が全員同じところで働くことになる。
それぞれにシフトを上手く組めば、Rさん(彼の母親)がワンオペ育児する時間を短く済ませられる利点がある。
Rさんにとっても彼にとってもよいことのはずだ。

その一方で、今まで市外で働いていたため帰りが遅かった長男Aは、ほぼ毎

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私と彼のこと(263)-危険-

彼のズリバイのスピードが日増しに上がっていく。
お尻が持ち上がる時間も長くなって、いわゆる「ハイハイ」に移行する日も近そうだ。

30cmくらいの高さまで手を伸ばすこともできるようになってきた。
これまで通りの心構えだと彼に怪我をさせてしまうかもしれない。
痣やコブくらいなら笑いごとで済まされるが、落下や誤嚥はときに命に関わる。

自宅内の段差や、これまで何気なく置きっぱなしにしていた日用品の収納

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私と彼のこと(262)-投げる-

私と彼のこと(262)-投げる-

ほんのちょっと前までは、物を持った手を振り回しているうちに、偶然離れて飛んでいく、という感じだった。
背後に飛んで行ってしまったり、ときには自分の顔にぶつけてしまうこともあった。
でも、ここ数日は、意図的にタイミングを合わせて手を放しているように見える。
つまり、掴んだものを投げているように。

写真はエデュコチェーンを投げたところ。
ブレてしまって判り難いけど。

投げている、という私の見立てが

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私と彼のこと(261)-ウンチ③-

今日は彼の両親(長男AとRさん)が忙しかったので、妻と二人で彼のお世話をして過ごした。
その間2回、彼のウンチの始末をした。

彼はあまり便通が良くなくて、一日か二日に一回の排便ペースが続いていたのだけど、このところとても調子が良い。
ズリバイが盛んになって運動量が増えたせいだろうか。
それとも離乳食が進んできたせいだろうか。
どちらにしても、まずは一安心。

反対に怪我の心配は増えた。
また、家

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私と彼のこと(260)-ひっぱる、むしりとる-

私と彼のこと(260)-ひっぱる、むしりとる-

彼の遊びスペースはジョイントマットを敷いてゾーニングしている。
ズリバイが上手になった彼は、自由の身になると真っ先にマットを分解しようとする。
掴んだものを引っ張るのが面白いようだ。
入浴時も、浴槽の栓に繋がるチェーンをひたすら引っ張っている。

チェーン状の玩具も何種類か提供してみたが、それらは掴みはするものの、噛みつくか放り投げるだけ。
簡単に手に取れてしまうものよりは、手繰り寄せる際に抵抗が

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私と彼のこと(259)-反り返る-

私と彼のこと(259)-反り返る-

赤ちゃんの背骨ってどこまで柔らかいんだろうか。
彼はしばしば心配になるくらいの角度で反り返るのだが、あれってどういう仕組みなんだろう。
腰痛持ちの私からは、怖くて仕方がない。

オムツを替えているときも、水泳選手が背泳でターンするときのように、グイングルリスパリと逃げ出していく。
二軸か三軸で回転しているようなのだが、目を回すようなこともない。
とても不思議だ。

私と彼のこと(258)-場所の記憶-

今日は彼の予防接種にお付き合いした。
例のごとく、診察室内に入れるのはRさん(彼の母親)一人だけなので、私は待機しなければならない。
せめて少しでも彼との接触時間を伸ばそうと、駐車場からロビーまで抱っこしていった。

院内に入り階段を登りだすと、彼が周囲を見回し始める。
2階のロビーに着き、Rさんに受け渡そうとすると、彼は表情をこわばらせて手を伸ばさなかった。

8ヶ月児で、一カ月くらい過去に嫌な

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私と彼のこと(257)-顔だけじゃない-

自宅では目が合うたびに微笑んでくれる彼だが、他の場所では無表情なことが多い。
Rさん(彼の母親)に連れられて、子育て支援センターを利用した行き帰りなどにすれ違うことも多いのだが、じっと凝視されることはあっても、笑顔は見せてくれない。
道端ですれ違ったときなども同様。

違う場所で会うと印象が異なるのか。
それとも、自宅という場所とセットでじいじ(私)を認識しているので、他の場所で会うはずがないと刷

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私と彼のこと(256)-カメラ②-

私と彼のこと(256)-カメラ②-

昨日書いたばかりだが、新しく購入したカメラが届いたので、早速彼を撮影してみた。

まだ慣れていないので、細かな設定などはおいおい確認していくことにして、AV(絞り優先)モードでテキトーに撮ってみる。
広角レンズ搭載で、ズーム機能のないコンデジなので、必然的に被写体に近接しなければならない。

当然、彼は嬉しそうに手を伸ばしてくる。
掴まれたが最後、口の中に入れられるか、床に叩き落とされるかなので、

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私と彼のこと(255)-カメラ-

普段、彼の写真は主にスマホで撮っている。
愛機は CANON EOS 50D なのだが、自宅で彼を撮るにはいささかゴツくて取り回しが悪い。
28mm とか 40mm の単焦点レンズを付けることが多いので、ズームレンズを載せているときよりは多少軽くなっているのだが、それでも。

先日、ちょっとした臨時収入があったので、ダメもとで妻(彼の祖母)に「欲しいカメラがあるんだけど…」と言ってみたら、まさかの

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私と彼のこと(254)-名のない遊び-

以前、「私と彼のこと(176)-手を放す-」で次のように書いた。

調べてみると、7カ月頃から意識的に「モノを落とす」ようになるらしい。
そして、狙ったところにモノを落とす(意図した場所で手を放す)ことが、赤ちゃんにとってとても難しい身体操作であることも判った。

生後8か月を過ぎた彼は、このところ明らかに意図を持ってモノを落とす。
テーブルに載ったスプーンを手に取り、子細に観察し、ときに口に入れ

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私と彼のこと(253)-首振り-

彼は嬉しいことがあると、激しく首を横に振る。
「イエス!」「オーケー!」「苦しゅうない」の意で、首を横に振るので、ちょっとややこしい。
ネパールも肯定のジェスチャーが首を横に振ることだったような記憶があるけど、日本人としては混乱するのが正直なところ。

わらべうたの「おちょず」が大のお気に入りで、私が歌うと、目が回るのではないかと心配になるくらいに激しく首を振る。
可愛いので、私も合わせて首を振っ

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私と彼のこと(252)-たたく-

私と彼のこと(252)-たたく-

彼はしばらく前から、テーブルや床などをパシパシと叩いたり、手に持ったおもちゃなどをポイと投げ捨てる動作が増えてきた。
ここはそろそろ叩いて遊べるおもちゃの出番かな、と思っている。

定番は、ミッキィ社のノックアウトボール。

あるいは、ユシラ社のハンマートーイ。

価格的にお手頃なのはハンマートーイなんだけど、より低月齢からも遊べそうなのはノックアウトボールかな…。
でも、そういえば、義母(彼の曾

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私と彼のこと(251)-カリンバ-

私と彼のこと(251)-カリンバ-

ミニギターやウクレレとともに、いつか彼と一緒に演奏したいと思って保管してある楽器。
とはいえ、実は全然弾けない。
今のうちに練習しておかなければならない。

実はタンドラムも欲しい。
子どもが最初に興味を持つのは、きっと打楽器だよね。