Bući

ヨーロッパはバルカン半島で、セルビアぐらしをしています そんな愛すべきセルビアの日常を備忘メモ

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ヨーロッパはバルカン半島で、セルビアぐらしをしています そんな愛すべきセルビアの日常を備忘メモ

最近の記事

【セルビアぐらし】日本食チャレンジその3

以前、セルビアのもので肉じゃがを作ってみたら意外といけたので、もっと和食が食べたいと欲が出てきてしまいまして、どうしても食べたかった切り干し大根を作ってみた。 流石に切干大根そのものの自作は無理。大根そのものがあるのか怪しいし(流石に西洋カブじゃ無理だよなあ)、大根があったとて、あの切って干す工程を自分でやるのはちょっと…ということで、渡航の際に日本から持ち込んでいた切干大根を満を持して使ってみることに。(チート) 調味料の醤油とみりんはお馴染みの韓国食材店で購入したもの。

    • 【セルビアぐらし】街中の演奏隊

      バスに乗っていたら唐突に演奏し歌い出す親子に遭遇。 日本だと白い目で見られそうですが、そこは流石ヨーロッパ、そのあたりは寛容なんだなあと思って見ていました。。。と、まさにその時!乗客の強面なお兄さんに、うるさい!と言われてすぐに終了。 セルビア人からしてもやかましいものはやかましいんだな。 続いてこちらは年の瀬の一コマ。趣味の集まりかなんか?なんか場末的で良い。 これまでセルビア人の国民性に歌や踊りのイメージがあまり結び付いていなかったのですが、音楽好きな人達なんでしょ

      • 【セルビアぐらし】フルーツ事情その2

        こないだ市場(ピヤツァ)に行ったら美味しそうなスイカが沢山置いてあったので買おうかどうしようか頭をよぎりましたが、1人で食べるにしては大き過ぎると冷静な判断を下して止めました。 でも手ぶらで帰るのは若干悔しかったので、代わりにメロン(セルビア語ではДиња / Dinja:ディニャ)をお買い上げ。 日本の網模様で綺麗な黄緑色のメロンを見慣れた人間からするとなんとなく見た目がイマイチに感じちゃいますが、こういう種類のメロンなんだよねきっと。日本円にしてだいたい80円くらいだ

        • 【セルビアぐらし】路上の小遣い稼ぎ

          ベオグラードで道路を走っていると、信号待ちしている車の合間を縫って路上を歩く人を時々見かける。何してんのかと言うと、ジャグリングやらマジックやら・・・まあ大道芸みたいな感じ。 写真は、信号が赤のときに芸を披露して停車中のクルマから寸志をもらっている人の図。 火のついた棒をくるくる回してて、確かにエンタメとしてはカッコいいんだけど、それよりもガソリンに引火させないでくれぇ~って心配の方が…(この国では、本当に引火させかねない) そういえば、車の窓拭きをして小銭を稼いでいる人

          【セルビアぐらし】ベオグラードのスープ達(と、キャベツサラダ)

          先日、ユーゴスラビア時代の雰囲気(多分)を残すレトロな雰囲気のお店に行ってきまして。 いただいたのは豆スープとシンプルな千切りキャベツの付け合わせ。 この豆スープはパスリ(Пасуљ / Pasulj)と呼ばれます。色味は濃いですが味は濃すぎず美味しかったです。 ところで、この付け合わせのサラダ、セルビアではこんな感じの「THEキャベツの千切り」みたいなものをしばしば見かける。 これは別な機会に食べたチキンスープだけど、ここにもキャベツの千切りサラダ。セルビア人はキャベ

          【セルビアぐらし】ベオグラードのスープ達(と、キャベツサラダ)

          【セルビアぐらし】日本食チャレンジその2

          セルビアスーパーで買った小麦で作ったうどんがいまいちだったという苦い経験から(作り手の技術的な問題だったという可能性は考えないことにして)、なんとか日本の家庭料理にありつけないものかと思案する毎日… 肉じゃがならいけるんじゃないか?材料の肉、じゃがいも、にんじん、玉ねぎはベオグラードの街中のどこででも手に入るし値段も安い…ということで肉じゃがにロックオン。 最初の最初で調味料が見つからないという壁にぶち当たるものの、街中駆けずり回ってみりんを入手。日本円で2000円以上す

          【セルビアぐらし】日本食チャレンジその2

          セルビアと日本の絆その2

          ベオグラードには、カレメグダン公園(Калемегдански парк / Kalemegdanski park)という巨大な公園かあつて、市内の観光スポットになっている。 ある日公園を散歩していたら小さな井戸のような物を発見。 近づいてみると「日本の泉」(Јапанска чесма:ヤパンスカ・チェスマ)と書かれた石碑があって盤面には、“У знак захвалности јапанском народу(日本国民への感謝の印として)”との記載が。 これは日本から

          セルビアと日本の絆その2

          セルビア版ハンバーガーがワイルドすぎる件

          セルビア人はプリェスカヴィツァ(Пљескавица / Pljeskavica)と呼ばれるハンバーグが大好き。そして主食はパン。となればローカルなハンバーガー屋も至る所にあります。先日ひとついただきましたが、マクドナルドなぞ比にならないくらい大きく、そして油っこい。(肉肉しい) この時はお腹が空いてたので完食できたけど、ハンバーガー単体が重すぎて、サイドのフライドポテトまで手が出ませんでした。ビッグマックも見習ってほしい。 ところで、ベオグラードの街中にはローカルなハン

          セルビア版ハンバーガーがワイルドすぎる件

          【セルビアぐらし】フルーツ事情

          スーパーでグレープフルーツを見つけたから買ってみた。 レッドグレープフルーツ(Црвени грејпфрут / Crveni grejpfrut:ツルヴェニ・グレイプフルート)ひとつで88ディナール也。(2024年時点のレートで120円くらい) やっぱりセルビアは生鮮食品に関しては日本より安い。 フルーツに関して言えば、グレープフルーツの他にも、プラムやネクタリン、桃、リンゴ、ブルーベリーやラズベリーなどのベリー類などをよく見かける気がする。特に市場(ピヤツァ)には安く

          【セルビアぐらし】フルーツ事情

          【セルビアぐらし】ベオグラードで見かけるレトロカー

          こないだ街中で見つけた、めちゃめちゃレトロな車。 車のことはよくわからんのですが、なんか素敵じゃないですか? 車種やメーカーは分からないものの、セルビアと言えばユーゴスラビア時代からのザスタバ(Застава / Zastava)という自動車メーカーが有名(悪い方に?)なようで、そこの車なのかも。 仮に違ったとしても、デザインや配色の感じから社会主義時代まで遡る年代物であることは間違いないと思うが…もしピンと来る方いらっしゃいましたらご一報くださいませ… ちなみにベオ

          【セルビアぐらし】ベオグラードで見かけるレトロカー

          セルビア料理が肉まみれな件

          折角セルビアにいるんだからセルビア飯にまみれた生活をしたい。 そんなもんで、こないだ典型的なセルビア料理と言うものを喰らうべくセルビアンレストランに行きました。 結果、とにかく肉だらけで衝撃を受けました。 見渡す限り茶色。セルビア人の主食がパンなことも相まってすべてが茶色い世界です。居酒屋とかでうっかり唐揚げとか焼きそばみたいなのを頼み過ぎた時の茶色さよりも遥かに茶色い。 肉料理の内訳を見ても、「ソーセージやハンバーグなどのひき肉を整形して焼いた料理」や「肉を平たく叩いて

          セルビア料理が肉まみれな件

          【セルビアぐらし】マンションと室外機

          ベオグラード市内には年季の入ったマンションが多数ありますが、どれも室外機が壁からむき出し。 この写真で見ると大したことのように見えないんですが、それでも建物の近くを歩いているといつも頭上が気になります。 そりゃあ、中国や台湾のマンション室外機の迫り出し具合に比べれば大分控えめだが… ちなみに、私が見た限りの部屋ではベランダは日本の一般的なマンションと比較すると概ね広めに設計されているように見えます。 そういやこの部屋はベランダに室外機が見えるから安心安全ですね。というか

          【セルビアぐらし】マンションと室外機

          【セルビアぐらし】日本食チャレンジ

          外国に住む以上、その地で家庭的な日本食をいただくことは容易ではないことは理解している。せっかく海外に住むんだ、日本食なぞ絶対食べんぞ!!という強い意志の下、渡航してきた。(流石にこれはウソ) とは言ったものの、海外生活も少しは慣れてくるころになると、予想通り日本食がどうしても恋しくなって居ても立っても居られなくなります。 でも海外で(外国仕様の寿司とラーメンは除いた)出来合いの日本食を探すのって本当に難しい… しかもここはヨーロッパはバルカン半島セルビア。アジアでもなけれ

          【セルビアぐらし】日本食チャレンジ

          【セルビアぐらし】中国トップがベオグラードにやって来た!

          ちょっと前の話。 日本のニュースでも当時は報じられていたと思いますが、2024年の5月初旬に、中国の国家主席・習近平氏がセルビアを訪問しました。 別に人口規模が国の優劣を決めるわけじゃないけど、流石に14億の人口を抱える巨大国家の中国と比べられると人口700万弱のセルビアは超小規模国家。そんなセルビアに中国のトップが来たということで、ベオグラード市内は歓迎ムード一色。地方からもバスで沢山の人が動員されてました。 街中の電光掲示板にはでかでかと歓迎の言葉が…“Добро д

          【セルビアぐらし】中国トップがベオグラードにやって来た!

          セルビアと日本の縁

          こないだベオグラードの街を歩いていたら日本とセルビアの両国旗がプリントされたバスを見かけまして。“Donation”とか“Japan”とか記載があるので、日本政府のODAプログラムか何かで寄付されたものなんかなーと。 これはどっかで読んだ話なので私の思い違いである可能性もままあるのですが、日本の他国物資支援は日本感を前面に出さないがために現地の方々にとっては存在感がなく、「顔の見えない支援」なんて言われるとか言われないとか。 まあでもこんな感じのプリントがあれば嫌味も無くて

          セルビアと日本の縁

          セルビア式ブレックファストに恐れおののいた話

          先日、セルビア式の朝食をいただく機会に恵まれましたが… 朝からとんでもない大ボリューム。真ん中にソーセージ、げんこつ大の揚げドーナツ×3、卵ふたつの目玉焼き、謎の乳製品の数々…流石に皆が毎朝こんなのを食べてるわけではない…と思いたいところ。 ちなみにこのサーターアンダギーのような揚げドーナツは、ウシュティプツィ(Уштипци / Uštipci)と呼ばれるものです。 3つある小皿は多分付け合わせというか、付けて食べるのかな?左上の赤い調味料はアイヴァル(Ајвар /

          セルビア式ブレックファストに恐れおののいた話