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― 事務のお作法 ―Excelの小技②(セルに単位を表示するの巻)
じむじむです。
じむじむは、職場や学校で日常的に使えそうな事務の小技をメインに書きつつ、受験勉強のお役に立ちそうなことも少し書くというお役目をいただいています。
お題やネタは思いつくたびにメモしているのですが、文章は書きながら考えるので、まったく統一感のないものなってしまいます。ですよね?
今のところあらためるつもりはないのですが、少々悩みではあります。あらためないくせに。
どの記事も十分にコシが出るくらい練り練りして書いているのですが、伝わっているでしょうか。
そんなとりとめのないつぶやきから本日も始めま~す!
そんなこんなで今日もTipsをば
何か考えごとをしながら作業すると、自分でも驚くような失敗、というか行動をしてしまうこと、ありませんか?
紅茶のポットからティーカップに紅茶を注いでいたら、いっぱいになったのに気づかず、カップからあふれてテーブルにまでこぼれてしまい、「わたくしとしたことが…」というアレです。
じむじむは、その経験はないし、その場面に出くわしたこともないですけど、「うわのそら」や、驚きなどのあまり「われを失う」場面を描くのによく使われますよね。皆さん、そういうことあります?
じむじむ、このまえ、カットして個別包装されたパウンドケーキ(※)を食べようと思いましてね、ふつうに袋を開けてケーキを取り出しまして、で、そのままゴミ箱に投げ捨てました!
袋じゃなくてケーキをポイって!
ケーキが手を離れた瞬間に気づいたのですが、時すでに遅し。
「このあと、アレしてコレして…」なんて考えて少しぼんやりはしていましたが、今までこんなことなかったし、もうびっくり!
卵を割ってボウルに落とし、殻をシンクに捨ててたら、その逆、シンクの上で卵を割って殻をボウルに入れそうになったこともあります。
あの時は、正直ビビりました自分に。
少女漫画なら、白目になって顔に縦線入ってます。「じむじむ、恐ろしい子」みたいなw
通じてるかな…
そんなわけで、じむじむ、紅茶をカップからあふれさせる日も近そうです。
やらかしたらここで報告しますね。
その前にティーポットとティーカップを買わないと。
※生地にレーズンなどのドライフルーツを練りこんで焼いたケーキです。死ぬほど好き♡
そんでもって、次はちょっと受験勉強のお話。
コーピングです。
第35回・第25回(令和4年度)や、第31回・第21回(平成30年度)に以下のようなかたちで出題されていますし、第32回・第22回ではストレスに関する問題の選択肢の一つして出てきています。
いわゆる頻出問題のひとつですね。
歴代の作問担当の先生方が社会福祉士・精神保健福祉士をめざす皆さんのストレスを心配してくださっていることの表れですよ、きっと。
▼第35回・第25回(令和4年度)問12
「次の記述のうち、問題焦点型ストレス対処法(コーピング)の事例として、最も適切なものを1つ選びなさい」
▼第31回・第21回(平成30年度)問12
「ストレス対処法(コーピング)に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい」
さて、コーピング。
コーティング? コーキング? コーチング?
じむじむ、何かと響きが似ている言葉って覚えるの苦手なんですよね。
そんなことないですか? ないですか、そうですか。
コーピングとは、英語の「cope」+「ing」で、「cope」には「(うまく)対処する」という意味が含まれています。
つまり、ストレス・コーピングとは、簡単にいうと「ストレスにうまく対処すること」ですね。
詳しくは、お持ちのテキストで確認してくださいね。
ストレス・コーピングには「問題焦点型コーピング」と「情動焦点型コーピング」の2種類があります。
◎問題焦点型コーピングは、ストレスフルな状況そのものを直接的に変えていこうとするものです。
(例)利用者との面接がうまくいかなかったので、新しいスキルを身につけるため研修会に参加した。
(例)困難事例に対応できなかったので、専門書を読んで解決方法を勉強した。
◎情動焦点型コーピングは、ストレッサーからもたらされる情動(感情の動き)を自分でコントロールしたり、軽減したりしようとするものです。
(例)育児に悩む親が、友人に話を聞いてもらえて気分がすっきりした。
(例)事例検討会で発表することになったが、うまくできるか心配になったので深呼吸をした。
ちなみに、コーピング関係で押さえておきたい人名は、「ラザルス」さんと「フォルクマン」さんです。
過去問やテキストで、問題焦点型と情動焦点型はそれぞれどういう対処が該当するのかを見ておくとよさそうです。
さてさてさ~て。
本題。Excelの小技です。
2回目は~
ドゥルルルルルルルルルッ、バン! セルに単位を表示する小技! いる? いる!
▼どういうときに使えるか
たとえば、何かの人数の表を作るとします。
人数を入力する欄に人数の単位(○人や○名)を入力すると、
合計欄に人数を合計するための数式(関数)を設定しても、
数字として認識してくれないので、合計欄はゼロのままです。
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今回の小技を使わずとも、たとえば、欄外に(単位:人)と書けば済む話ではあります。
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こんなふうに数字を入力する欄の右側に単位(人)のみを表示する欄を作ってもよいかも。

でも、どうしても一つのセルの中に人数の数字と単位の両方を表示したいし、それを使った計算もしたい!というあなた!
デ○夫人的には、あ~た!
できますぜ(ニカッ😎)
◆◇◆ 設定方法 ◆◇◆
1)表の枠を作ります。
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2)数式(Excel関数)を設定したいセルに数式を設定します。
今回は、合計欄にSUM関数(対象範囲のセルの数字を合計する関数)を設定しました。
SUM関数は、Excelの「ホーム」ツールバーにある「ΣオートSUM」ってやつです。
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… スクショ(画面コピー)して貼り付けるとなんかぼんやりするんですよね。皆様ご勘弁を。
合計欄に「0」が表示されます。
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3)単位を表示したいセルに単位を表示する設定を行います(言い方くどい?)
① 単位を表示したいセルを指定します(範囲指定)
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② 右クリックして表示された操作メニューの中から「セルの書式設定」をクリックします。

③「セルの書式設定」ウィンドウの「表示形式」タブの画面が開きます。
その画面の「分類」のメニューの一番下の「ユーザー定義」をクリックします。


④「種類」のメニューの上から2番目の「0」をクリックします。
クリックすると、「種類」のすぐしたのスペースに「0」が表示されます。

⑤「0」の右側に「”人”」と入力し、「セルの書式設定」ウィンドウ右下の「OK」をクリックします。

たとえば、「5.7人」のように、小数点以下まで表示したいときは、「0.0”人”」とします。
たとえば、「5名」としたい場合は、「0”名”」とします。
⑥ 数式が設定されているセルに「人」が表示されました。
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⑦ セルに数字を入力して…
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Enterキーを押すと…、はい出た「人」!

は~いっ! 今回の記事は、ここまでです。
どなたかのお役に立てたならいいな…。
詰め込み過ぎ? ご指摘ごもっとも。サービス過剰な定食屋みたいでしょw
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございます! ではまた次回!