中小の付加価値。「大手ができないこと」「大手がやりたくないこと」
日本の飲食店は1年で5割、3年で7割、5年で8割が潰れる。
これはどの時代でも変わらない。
そして生き残ってる店には必ず付加価値がある。
これもどの時代でも変わらない。
店を潰さないためには付加価値を突き詰めるしかなく、中小と大手では目指すべき付加価値は違う。
例えば中小は大手とは真逆を行った方がいい。『大手ではできないこと』『大手がやりたくないこと』をやった方が付加価値は出る。
今日はそこに絞って書こうと思う。
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①食中毒の可能性がある料理
大手は食中毒の可能性がある料理を出さない。
出したくない気持ちはわかる。中小が食中毒事件を出しても大事にはならないが、大手だとニュースになることもあるし影響力も大きい。上場企業なら尚更だ。
それでダメになる会社もたくさんある。例えばペッパーランチ。2023年のハンバーグの集団食中毒で、これまで半生で提供していたハンバーグをカチカチに焼くようになった。美味しいはずがなく、2024年の決算は確実に売上が下がっていると思う。僕の店がある地元国立店も事件の後に撤退した。こう言う例は枚挙にいとまない。
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