共依存の家族

共依存の家族
親から十分に、無条件で愛されなかった子供は
心がすかすかでスポンジのように何でも吸収してしまう大人になるだろう
宗教、政治、趣味、音楽、仕事、奉仕活動、お友達作り。
吸収しやすい人はなにせ、中毒に陥りやすい。

特に、何か人の役に立っているという快感に弱い。
目の前の人、家族、友人をおろそかにしても、世界中の人の役に立ちたい、役に立って評価されないと不安。
愛に飢えていたり、何かの機会が乏しいままに育った人は、そんな理想的な立ち位置を求める。

偉い人、聡明な人、上品で思量深く思いやりがあり、判断力があり視野が広く、人々をまとめて神輿に乗り。

自信がない人は、他人からの誉め言葉に弱い。
逆に誉めてくれない人、自分のことを忘れる人とはお付き合いしたくない。
また、弱い人を保護すると安心だけでなく快感まで得る。
弱くて情けなく、どうしようもない人が身内にいると、自分しか助ける人はいないと責務を感じ、またそれが自分の存在価値になる残念な現実。

共依存

頑張りすぎている家族を見かけたら、どうぞ遠慮なく声をかけて欲しい。美談にせず。
外部の人に助けを求めるのは、決して恥ずかしいことじゃない。
誰かの役にたたないといけないと、自分を追い詰めないように。そのままで、良い。
外と繋がろうと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?