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ワークショップという生き物
いつもは朝書くnote日記。macの電源が完全に切れてしまい充電待ち。サクッと書いとく。
この1カ月ほどワークショップ準備、設計、実施をいくつかやってきました。
過去にもシンガポールでグローバル企業JVのIT担当40名ほどにこちら5名でワークショップ提供したり、AOKI Suitsboxの企画・要件定義でデザインスプリントをやったり、多少なりとも経験はありました。
ただ今回は割と自分が主導権持ってやったのもあり、かなり色々な学びがありました。
参加者の心の移ろい
主役は参加者たちで、彼らに成果と先につながる何かを持ち帰ってもらいたいです。
でもワークショップ最中は様々な理由で参加者の心やモチベーションが移ろいます。
いちばん困るのは「いまやってるコレ意味あるのかな?」とか思われてしまうケースでしょうか。
やはりノリがないと場のパワーを活かしきることが難しくなります。
想定外の時間帯
当然ワークショップは目的やゴールがあるので、成果を得られるように事前設計を多少なりともします。
それでもワークショップは生き物と書いたように、「あー、なんかこの空白みたいな時間帯はなんだ?」というような想定外の時間帯が発生する場合があります。
すると、ファシリテーションしてる当人としてはなんとかして軌道修正をしようと思い巡らし、心の中はあたふたしつつ平静を装い、次なる一手やワークを提示し、その場をアジャストします。
恐れなくていい
昨日は来週ワークショップに向けた事前mtg。なんなら顧客と一緒に設計しようと思い、2時間という制約条件のなかで設計ワークショップを行いました。
結果、参加者・その成果イメージを持つステークホルダー含め、皆さんが積極的に参加し、無事にゴールイメージと粗い設計素案を得ることができました。
しかし、途中やはり空白時間がありました。どうもやってることが元来依頼人のステークホルダーの認識からズレてるようでした。
この空白時間・少し緊張した空気感を以前なら問題視したのですが、不思議と今回はまあなんとかなるだろうと、あまり何もしませんでした。
場が動く
するとその空白を埋めようとするかのように、ステークホルダーや他の方々が動き始めました。
やはり当事者が能動的に動かれるのがベストです。結果的にその場を納める程度かもですが、認識・合意が促進され、少なくともその場にいた方で合意された粗い設計という成果を得ることができました。
私はさほど動きませんでしたが、場が動き、最終的には成果を得ることができました。
というわけで、ワークショップの恐さが少し薄らいだ今週でした。
来週はSF・オークランド出張。弊社各国メンバ達と1週間のワークショップ。これも肥やしになるだろうと思うと楽しみです。写真はメルカリで安く入手できたスニーカー。軽いし、通常とランニングで併用できるから出張に役立ちそう。