
期待のPG ”くまこー”信州へ|6月9日
三河の熊谷航が信州へ。
6月9日、シーホース三河は熊谷航の退団を発表。同日、信州ブレイブウォリアーズが熊谷の獲得をリリースした。
熊谷は2018-19シーズンに特別指定選手として三河でプロキャリアを歩み始めると、当時の正PG・生原秀将からその座を奪い、メインのポイントガードへ。2019-20シーズンでは全41試合で先発出場を果たし、平均5.3得点、4アシストを記録。新人王BEST5に選出された。
長野誠史の成長とカイル・コリンスワーズの加入
ここまで順調に見える熊谷に転機が訪れる。それは今シーズンだった。シーズン序盤は、スタメン出場で試合を作るが、カイル・コリンスワーズがチームに合流。外国籍PGの台頭や長野誠史の成長により、熊谷のプレータイムは減少した。三河には、コリンスワーズを筆頭に長野、柏木とそうそうたるPGが在籍。激しいポジション争いも仕方のないことだ。
実力を発揮した後半戦
しかし第35節GAME2、熊谷は約17分のプレータイムを勝ち取ると、17得点、4リバウンド、3アシストと躍動。すると、減少していたプレータイムを再度伸ばし、5月1日の三遠戦では今季最多の21得点をマークした。CSでもしっかりとプレータイムを確保。CS QFでは、2点を追う大事な場面でのゲームメイクを託されていた。
「ラストプレーは自分がコールできていればよかった。」
— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) May 16, 2021
2点差で千葉に敗れた三河。
悔しさを糧に、若きポイントガードは次を見据えて準備を始める。@kou_kumagai11 @go_seahorses #Bリーグ pic.twitter.com/214Clmspyp
西山の控えにくまこー……!?
さて、熊谷が移籍する信州には今季ブレイクした西山達哉がいる。その控えとなる山本 エドワードとは契約満了。熊谷は、西山の控えとなることが予想される。
その他にも、富山から岡田を、滋賀から前田を獲得。チーム自体が若返り、どのような化学変化を見せるのか注目だ。
(広島やばいって言われてるけど、信州も強くね…?)