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気になる統計 消費者物価指数 全国 2020年(令和2年)9月分

2020年10月23日に総務省が「消費者物価指数 全国 2020年(令和2年)9月分」を公表しました。 ①総合指数は102.0で前年同月と同水準、 前月比(季節調整値)は0.1%の下落、②生鮮食品を除く総合指数は101.3で前年同月比は0.3%の下落、前月比(季節調整値)は0.1%の上昇、③生鮮食品及びエネルギーを除く総合指数は101.6で前年同月と同水準、前月比(季節調整値)は0.1%の上昇となっています。

8月から宿泊料を中心に物価が落ち込んでいて「気になる統計 消費者物価指数 東京都区部 2020年8月分(中旬速報値)」ではGo Toトラベルで東京だけが除外された影響か、なんて書いていたのですがむしろGo Toトラベル事業による割引後の価格を物価指数に反映(割引を物価の下落とみる)させていたようです。その影響は宿泊料についてマイナス26.5%に及ぶとのこと。Go Toトラベル事業の影響を除くと総合物価指数は前年同月比プラス0.4となるようです。

来月以降は2019年10月の消費税引上げ後の物価から前年同月比をとるため前年同月比がマイナスに落ち込むことになるはずです。しかしそれはGo Toトラベル事業による割引の影響なので、デフレ再燃かなどと慌てないように気を付けましょう。

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