資格を取ることはゴールではない
資格指導をしている中で感じる事は、資格を取ること自体がゴールになっている人が多くいると感じています。
もちろんこれから資格の勉強をする上では目標は資格合格ですが、資格を取ったら就職できるのか。報酬が発生するのかというとNOです。
就職活動では、「資格を取ったからこの職業を選んだ」という考え方になっているなぁ~と常々感じることがあります。
ですが、本来はなりたい職業になるための専門知識として修めるのが資格です。資格という目標を取った後に改めて自分が仕事としてやっていきたい分野なのか自問自答する必要があると思います。
アドバイスを送る上でも「資格は万能ではなく自分がどう活用していくかをイメージしないとダメ」という事を伝えています。
社会人になってもそうだと思います。「この資格を取れば何か有利になるのではないか」こういう動機から資格勉強を始める人もいると思います。
勉強を自分で始めようと思っている時点で本当にすごいと思います。
ですが、自分自身も経験しましたがその先のどんな社会人になっていきたいのか、自分が理解して手段の為の資格選びをしないと時間を無駄にしかねません。
なりたい自分はじっくり考えることができます。ですが、そういった勉強や人生の下準備はできれば早いに越したことはありません。
社会人生活はゴールではなくスタートです。また、企業に就職するのではなく起業やフリーランスなど働き方も様々な選択肢が増えました。
だからこそ、私自身も学生へ伝える立場として自分自身の本当にやりたいこと、成し遂げたいことを考えるよう伝えていきたいなと思っています。