大きな目標を達成するには、小さな目標を考えよう
これから資格を取りたいあるいは今資格試験に向けて勉強中って人は本当にすごいと思います。
社会人になり、本業もある中で自分を高める為に動くというのは誰でもできることじゃありません。
そんな中でやはり大変なのは大きな目標ほど挫折しやすいという事です。
今、資格を目指している人はどんな勉強スタンスでやっていますか?自分で計画するのは難しいから実績のある資格講座で受講しよう。
ネットの情報で独学でも合格できるという事だから参考書をいくつか買って自分で勉強しよう。勉強スタイルは様々です。
ただ、やはり仕事との両立はかなり厳しいですし、合格・不合格のある資格試験にとって日々向かい合う点数は一喜一憂する原因にもなります。
始めは「絶対に取るぞ」と意気込んでみてもやはり点数がわかってくるとくじけそうになることがあります。
こうした大きな目標を達成する場合には必ず小さな目標もセットで考えましょう。
例えば「簿記3級に合格する」という大きな目標があるとします。
では合格する為にどんな計画を立てますか?「毎日勉強する」「土日は○○時間勉強する」こんな事を書いていくと思います。
大きな目標が目的に対して、手段が小さな目標はわけですが、上記のような小さな目標だと実は甘えが生じやすかったり挫折しやすかったりします。
もちろん時間管理がしっかりしている人はいいですが、例えば「毎日勉強するは5分でもいいわけだから今日は5分だけでいいや」結局1週間毎日5分程度で終わらせてしまった。
「土日は○○時間勉強しようって決めたけど、まとまった時間が取れなかったから難しい」で挫折してしまう。
こうした経験をしたことはないでしょうか。
原因は達成感不足だと思います。「ここまでできた」「やればできる」これがあってこそ「昨日は頑張れたんだから今日もやってみよう」という気持ちになれるはずです。
その為にオススメなのが目に見える小さな目標です。例えば「毎日勉強する」では「最低1日〇ページ以上は勉強する」、「土日○○時間勉強しよう」では「模擬試験形式で〇問解く」といった具合です。
時間の制約だけでなく具体的にどこまで進んだか。それによってできた部分がはっきりと見えると達成感を感じやすいです。
時間で区切るという事はとてもいい事の反面、時間に追われすぎるとどうしても諦めやできないに繋がる場面があります。
ですので、進捗を明確にして進めていく。そうすることで自分でコントロールしにくい時間ではなく、成果で勉強の進捗度を見ていくことで「今日もできた」という小さな成功体験を積むことができます。
私自身、多くの資格を受けてきました。その中にはお恥ずかしながら10年間も合格するまで勉強して取得した資格もあります。
じゃあなぜその資格を勉強し続けることができたのかというと、取りたいという強い憧れもありましたが、何より小さな目標を達成し成果として表れる事が嬉しかったのもあります。
合格するまでの軌跡は優秀だと「最短合格」「満点合格」とよく騒がれます。ですが、資格を取得したら取得した年数なんて関係ないので合格した人はみんな一緒です。
今、叶えたい大きな目標がある方はぜひ「今日もできた!」と喜べるような小さな目標を意識しながら計画を立ててみてください。
ここまで読んで頂きありがとうございました。