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デスクワーク一筋勢にちょっと憧れる元・講師業の私

自分の前職をわかりやすく表す言葉がなくていつも困っているのだけど、ざっくり言うと障害のある子たちの教育や自立支援をしていた(伝わる気がしねえ)。

1日のワークタイムの使い方はだいたいこんな感じ。

・10:00~13:00 PC作業(資料作り)
・13:00~17:00 支援先の教育機関へ移動⇒先方と打ち合わせ・生徒さんへの授業⇒会社に移動
・17:00~19:00 PC作業(資料作り)

ご覧の通り、PC作業の時間と対人の仕事の時間が半々ずつくらい。ただ、実際には作業の合間に社内外の打ち合わせが入っていたので、PCに触れている時間はもっと少ない。

4年間この仕事をしてから転職し、今は広告系の会社でバックオフィスをしている。

全然違う仕事を始めて最初に感じたのは、自分のPCスキルの低さだった。

前職ではそこまで高いPCスキルやITリテラシーが求められることはなく、Googleフォームを使いこなせるだけで「ちょっとパソコンわかる人」ポジションでいられたので、正直に言えばうっすらと慢心していた。

業種が変わり、日々大量の事務作業をこなす必要が生じてから、周りとの差に愕然とした。ショートカットとかExcelの関数とか、全くついていけなくてかなり焦ったのを覚えている。

親切な同僚にならったり、土日にスプレッドシートで遊んだりしたことで、どうにか日常的な事務作業で後れを取ることはなくなった。あと、夏ごろから稼働を増やした副業で自然とPCに触れている時間が増えたのもあり、以前と比べてればある程度いろんなツールと仲良くなれている。

けれど、たまに考えてしまう。

ファーストキャリアからデスクワーク一筋だったなら、今頃もっと仕事が速い人間になっていたのではないかと。

今までのキャリアを後悔しているわけではない。前職だって自分がやりたくて選んだ仕事なので、就活時点に戻っても同じ道を選ぶだろう。それに、前職の知識や経験が今の仕事に間接的に生きている部分もいろいろある。

要するに「ないものねだり」だ。我ながらめんどくさい性格をしていると思う。

まあでも、この劣等感がそのまま勉強のモチベーションにもなっているので、よしとするか。

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