「ライター向いてねえなー」と思う瞬間
副業を公言していることもあってか、会社の同僚から「この文章読みづらくないか見てほしい」と相談してもらえることがたびたびあるんだけど。
ぶっちゃけわからんのよ。
だって、私は活字を読むのが大好きだから。
「どういう文章が読みやすいのか」について、今でこそスクールで学んだりライティングの本で勉強したりしてを「理解」しているのだけど、野生の勘で書き続けてたらずっとわかんなかったはず。
たぶんだけど、私に限らず、ライターをしてる人や目指す人って、活字を読むのが好きな人が多いと思う(そりゃそう)。
この記事読んでるライターさんにも多いでしょ?
国語のテストで読まされる評論文を楽しみにしてた人とか、世界史の資料集を読破する人とか、飲食店でドレッシングの成分表全部読んじゃう人とか。
そういう「そこに文字があるから」読んでしまうタイプの人間がつい見落としがちな事実が一つある。
それは、「世の中の大半の人間は、なるべく活字を読みたくない」ということ。
だから、広く読まれるテキストを書こうと思ったら、無駄な文は削れるだけ削ったほうがいいし、難解な単語はできる限り避けたほうがいい。
自分の感覚は当たり前じゃないってことを常に意識して、文字が嫌いな人にも読んでもらえる文章を書いていきたいですね。
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