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取材ライターになって気がついた、自分の直したい口癖【なんか、ちょっと】

自分の取材の文字起こしを読むたびに思うことがある。

私の話し言葉には、意味のない「なんか」「ちょっと」が多すぎる。

どれくらい多いのか実際に見てほしい。

下は、1時間の取材の文字起こし原稿における「なんか」の検索結果である(※取材対象者さんの分も含まれているが、大半は私が発した分だ)

1時間に222個もの「なんか」がなんの目的もなく使い捨てられている。これでは世界にいくつ「なんか」があっても足りない。

「なんか」ほどではないが、「ちょっと」の浪費も相当だ。

1時間で103回の「ちょっと」。限られた資源である「ちょっと」をこんなふうに使うなんて許せない。

冗談はさておき、私は真剣にこの癖を直したいと考えている。

「なんか」や「ちょっと」などの、言葉が詰まった時に挟む言葉を「フィラー」というらしい。

フィラーはあってはいけないものではないし、実際フィラーを全く発しない人などほとんどいないだろう。

だが、多すぎるフィラーは会話のテンポの低下を招くうえ、自信なさげな印象を与える。

文字起こしから無駄な言葉を取り除くことを「ケバ取り」というが、今後は自分の話し言葉からもケバ取りをしていきたいものである。

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