ばたん きゅう

片付けが苦手

ばたん きゅう

片付けが苦手

最近の記事

オールドにんげん

情報は文章で吸収したい。 おいぼれとなってきた感がひしひしあるが、動画だとなんのこっちゃ理解できない。 本題に入る前のイントロとか、間合いとか、情報せっかちでイライラしてしまい、早送り!しては行き過ぎて今度は戻しすぎて行き過ぎて戻しすぎて…を繰り返して結局普通にみたほうが早いのか…と耐えながら見始めるけれどやっぱり長い。 動画だと人の話すペースだから、合間合間に考えごとをしてしまってたりで途中から話を聞いてなかったり。動画からはほとんど情報を得られないおいてけぼりにんげん。

    • ミドルエイジ

      本も映画もハッピーエンドが好きだ。ハッピーエンドににたどり着くまでがつらすぎるものも耐えられない。コメディが安心。 艷やかなシーンは苦手だ。 北杜夫が著作のなかで、世間には艷やかなシーンが溢れているから自分は書かない、ということを言っていてのそうだ!まったくその通り!と膝を叩く思いがした。 艷やかシーンが評価されたり、艷やかシーンを演じた女優が一皮向けたと評価されたりするのがとても不思議だ。ものすごく恥ずかしくて居たたまれなくなってしまう時間をやり過ごすことになるが、映画や

      • 缶詰の記憶

        普段は食べられない部分なのに食べられる特別感が大好きで、鮭缶の中骨が子供の頃からずっと好きだ。鮭缶自体そんなに買わないものの好きなのだ。 そうしたらなんと、鮭の中骨というレア缶詰がスーパーにあり衝動買い。しかも一缶198円で中にはごっそりたくさんの脂ののった身がついた中骨の破片が入っていて、素晴らしい。 何年か前に亡くなったおじいちゃんがまだ元気で会社に勤めてた頃、会社の非常用備蓄で賞味期限が切れた缶詰を持って帰ってくることがあった。 沢山の缶詰にわくわくするし、あのカンパ

        • スピードあげて、逆方向

          よく間違える。 仕事でもしょっちゅう間違えるが、とにかく電車で失敗する。 路線を間違えることはないのだが、気づくと逆方向に向かって走っている。一駅乗れば最寄り駅のはずが、スピードを上げて家から遠ざかっている。 同じホームで、反対側に並ばなければならなかったのだ。でもいつもこの駅はこちらだったな、と迷うことなく反対側に並んでいるようなのだ。表示をきちんと確認してほしい。 なんなら前回失敗を踏まえて自分の認識とは逆側にに並ばなければと学習の成果を発揮したはずが、やっぱり気づくと逆

          タイムマシンがあったら

          高校野球観戦が数少ない趣味で母校をめちゃくちゃに応援しているが、過去に戻ることができると言われたとしても、もう二度と学生時代には絶対戻りたくない。 思春期と女子特有のピラミッド構造に成績順での露骨な待遇差やら内部生外部生の空気の違い、長い通学時間に路線の民度の低さまで全方位苦しかった。我が子はこれから一通りあのなかを進まなければならないのかと思うとげんなりする。私はもうやれない。 とスクールカーストも下位で、進学の方もあまり学校の実績には貢献できなかった私だからかとずっと思

          タイムマシンがあったら

          シャワーを浴びるとは

          艷やかな話ではもちろんなく。 なぜシャワーを浴びるとき呻いて、なんなら叫んで吠えてしまうんだろう。 艷やかな話ではもちろんなく。 なぜ毎晩シャワーを浴びるとき、今日一日の失敗にはじまりついには最も古いイタ記憶までするするとほじくり返してしまうんだ。一番古いやつなんて幼稚園前の話だよ。 後悔と恥ずかしさと罪悪感とイタさが身体中埋め尽くし、行き場をなくして押し出されるようにうわあああと気づけば叫んでしまっている。 そのくせ毎晩毎晩シャワーを浴びるまでそんなことになろうなんてすっ

          シャワーを浴びるとは

          髪が伸びるスピード

          髪が伸びるスピードって一定じゃないという発見。 前髪も、ひかれがちな後ろ髪もサイドも、みんな仲良く同じスピードで伸びているのかと思っていたけれど、そうじゃない。 まずはモヒカンのように中央がふんわりしてきて、そして徐々に中央の前髪だけがぐんぐん伸びてくる。 ツルツルテカテカなのに、後ろ髪一本だけが長かったり。 やつらは結構好き勝手だ、と我が子の頭をなでながら思う。 0歳児の集まりで、他の母親からニコニコ発された「"薄毛ちゃん"仲間ですねー!」という全く可愛げのないパワーワ

          髪が伸びるスピード